副大臣・大臣政務官会見

室井大臣政務官会見要旨

2012年1月12日(木) 15:30 ~ 15:36
国土交通省会見室
室井邦彦 大臣政務官 

質疑応答

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いを申し上げます。
本日は、政務三役会議は開催しておりませんので、特に私から皆様方に御報告する事項はございません。

(問)1月8日に、反捕鯨団体のシーシェパードを支援する団体のメンバーを名乗る3人が、調査捕鯨に出掛けていた水産庁の監視船に乗り込むという出来事がありました。
その後、海上保安庁が事情聴取をして、日本政府としては3人をオーストラリア政府に引き渡すということを伝え聞いておりますが、経緯と現状をお聞かせ下さい。
(答)水産庁の監視船である「第二昭南丸」の件についてですが、1月8日午前5時39分、オーストラリア南西部バンベリー港から約40キロ沖合のオーストラリア領海外において、南極海鯨類捕獲調査の安全対策として派遣されている水産庁監視船「第二昭南丸」に急接近してきたゴムボートからオーストラリア人3名の男性が同監視船に乗り込む事案が発生いたしました。
乗り込んだ者の身柄の取扱いについて、関係各省で協議をした結果、オーストラリアに引き渡すということに決定をいたしました。
現在、外務省が在京オーストラリア大使館を通じ、引き続き、引き渡しに関する調整をしていると承知しているところであります。

(問)昨年、日本海側拠点港の選定がありました。
政務官は昨年暮れに現地を視察されたと伺っているのですが、地元の御意見や、あるいは何か手応えのようなものを得られたなど、感想がございましたらお願いします。
(答)手応えと言いますか、どういうことを感じたかということでありますけれども、本当に地元の皆さんが熱心でマスコミの方も非常に興味を持っておられました。
私はまず、新潟港、直江津港、伏木富山港に参りました。
知事、市長、各商工会議所、また港湾関係団体の方々、地元国会議員の方々もお見えになられ、意見交換をいたしましたけれども、非常に積極的でありました。
報道の方々も非常に多く来られ、ぶらさがりでも積極的な質問を受けました。
港湾の発展のために、国はどのような協力を実際に行ってくれるのかという質問に対し、求めるばかりではなく、まずは皆さん方の取り組み状況をしっかりとお聞きした上で、規制緩和などあらゆるところで国ができる限りのことは御支援をしていきたいというお答えをしております。
皆さん方が非常に積極的に質問をされましたし、細かな要望もございましたが、やはり一番大切なのは、地方整備局との連携、そして市、港湾管理者、県、ここと国土交通省の港湾局とで常に連係プレーをしっかりと取り、情報交換して欲しいと、このようなお答えをさせていただきました。
また、ロシア、中国、韓国等との物流のことに対しましても、アジアは間違いなく経済成長し、伸びるのは間違い有りませんから、そういう経済発展を取り込むと、そして日本も共に、物流を制するもの世界を制する、ということがあるように、積極的に頑張って欲しい、このような答え方をさせていただきました。
非常に熱心でありました。感激をいたしました。

(問)他の港も見にいかれるのでしょうか。
(答)私も19港選定させていただきましたので、いつまで政務官という立場でいるかわかりませんけれども、ともかく予定のつく限り、現地の皆さん方と予定が合う限り、19の選定港は全て現場を見に行かせていただきたいと思います。
今回の機会を頂いて、現場の皆さんの意見を聞きながら、港湾、空港、河川、いろいろございますけれども、総合的に全ての視察をしていきたいと思っております。

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