新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
この間、政務三役会議は開かれておりませんので私からご報告申し上げることはございません。
新年１回目で先週出来なかったので申し訳ございませんけれども、これからも頑張って情報発信をさせて頂きたいなと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
以上でございます。

（問）国民新党の下地さんが普天間基地の機能の一部を関空にという発言をされておりますけれども、政務官のご見解をお伺いいたします。
（答）下地政調会長がご発言されているというのは私も承っております。
ただ関空自身の話というのは以前お話させて頂いたかと思います。
この間の国会の中での政府の正式答弁として例えば自衛隊とかの軍用という意味では想定していないというご説明があったかと思います。
下地政調会長自身がどういう経緯で関空ということを仰られているのか私も背景を存じ上げておりませんので詳細、見解をと言われましても背景が分からないのでコメントのしようがないというのが正直なところでございます。
ただ言えるのは、関西、伊丹、神戸という関西の３つの空港のあり方というものが長らく、これは１９９４年９月４日に関西国際空港がオープンした訳でありますけれどもそれ以来放置されてきたと言っても過言ではないと思います。
そういう意味では国土交通省の成長戦略会議の中でも６月までにしっかりと結論を出していこうと鋭意検討をしているところでございまして、その結論をお待ち頂けたらなと思っているところでございます。

（問）コンテナの戦略港の募集の時期は決まりましたでしょうか。また、各地域からの声はどのような感じでしょうか。
（答）現在、スーパー中枢港湾ということで３つの湾、京浜、伊勢湾、阪神で行っている訳ですけれども、このコンテナ、バルクのそれぞれの選択と集中という意味で、昨年に第１回の検討委員会を開かせて頂きました。
来週、２回目を開催させて頂く予定をしておりますので、来週終わった段階で大体時期的なものもある程度固まってくるのではないかなと思っております。
以前申し上げましたように、当初１月下旬と言っておりましたけれども、２月の上旬位になるかなというお話をいたしましたけれども、今の段階でもそれ位ではないかという肌感覚でおります。

（問）日航の再建の問題なんですが、支援機構の方は法的整理を活用した再建策という方向で進んでいると思うのですけれども、それへの受け止めと、昨日、稲盛京セラ名誉会長がＣＥＯに就任することに決まったんですけれども、それに対する期待を政務官はどうお考えでしょうか。
（答）支援機構が事前調整型の法的整理と、会社更生法ですか、というのは報道でも多く出ている訳でございますけれども、正式に私共の下に支援機構からお話があった訳ではございませんので、今の段階で法的整理に対してどうかというのは仮定のお話になりますので、コメントは差し控えたいと思っております。
一方で、稲盛名誉会長が会長を受託されたというのも報道で私も見ております。
報道に対しての所感を述べろと言われれば、稲盛さん自身、京セラをベンチャー企業から世界的な企業に育て上げた有能な方でいらっしゃいます。
そういった方が現在苦境に陥っている日本航空の再生にお力を注いで頂けるというのは心強いと私は思っております。

（問）羽田空港で本日から導入された運航システムにトラブルがあったということで、これについてどのようにお考えでしょうか。
（答）今朝、１０時３７分に発生しました羽田空港のＡＲＴＳ、ターミナル・レーダー情報処理システムの障害で羽田空港を利用する航空機が大変遅延を起こしております。利用者、関係者の皆様にご迷惑をお掛けしましたことをまずお詫び申し上げなければならないと思っております。
原因につきましては、鋭意調査をしている最中でございまして、まだ調査段階でございますけれども、基本的には１１時５５分に復旧したという報告を受けております。
安全運航に支障を来すような情報が伝わらなかったという訳ではございませんけれども、実際バックアップシステムが働いておりましたし、安全運航という意味では影響はなかった訳であります。しかしながら、冒頭申し上げましたようにそれによって遅延等が発生した訳で、今後このようなことがないように万全の対策を執って参りたいと考えております。２時の段階での遅延便のご報告をいたします。
３０分以上出発が遅延したものというのが、新千歳、仙台、羽田、成田、中部、大阪、関西、福岡、鹿児島、那覇、合計で１０４便でございます。

（問）欠航等は入っていないのですか。
（答）欠航は１９便でございます。欠航も入れると合計１２３便ということになります。