副大臣・大臣政務官会見

長安大臣政務官会見要旨

2010年6月17日(木) 15:31 ~ 15:39
国土交通省会見室
長安 豊 大臣政務官 

閣議・閣僚懇

それでは政務三役会議のブリーフィングを始めさせていただきます。
政務三役会議は昨日の12時から行われました。内容につきましては、今週の月曜日に行われました国際コンテナ戦略港湾の検討委員会のときに預かりました今後の日程、次回どうするかということも含めてのご議論をさせていただきました。
最終的には、皆さんと相談させていただきましたところ、やはり今回、補足説明を月曜日に受けたということでございまして、そういった中で議論を尽くしてから採点を行い、選定をしていくべきではないかということになりまして、次回を7月下旬から8月上旬に開催するということで、スケジュールの日程調整をするということになりました。
以上でございます。

質疑応答

(問)通常国会が閉幕しまして、いよいよ選挙が始まると思います。
選挙が始まると政務三役の皆さんも選挙活動の応援とかでかなりお忙しくなると思うのですけれども、今後の政務三役会議はどういった感じで行われるのか予定とか見通しというのはあるのでしょうか。
(答)基本的には、随時行われていくということになるかと思います。
ただ、今ご指摘ございましたように、参議院選挙が6月24日から行われるということになりますので、それまでは政治活動、それ以降は選挙活動ということになるかと思いますけれども、その期間、政務三役も地方に応援に行ったりという機会も増えるかと思いますので、そこは適宜みんなのスケジュールを調整しながら行っていくことになるのかなと認識しております。

(問)コンテナ戦略港湾について、大臣や政務官は6月中に選定して公表すると常々おっしゃっておりましたが、7月下旬から8月上旬ということで次回が決まっているということは、遅れるということだと思うのですが、それに至った理由を教えてください。
(答)この間、6回に渡って国際コンテナ戦略港湾の検討委員会を開催させていただきました。
当初、国際コンテナ戦略港湾に関しては6月中、国際バルク戦略港湾に関しては12月中という目途で始めさせていただいたわけです。
このコンテナの検討委員会に関して申し上げますと、実質2回のプレゼンテーションともう1回補足の説明をさせていただきました。我々も正直申し上げて、この間、こういった港湾の選択と集中ということに取り組むのが初めてでありました。
従来であれば、国が一方的に決めて指定するというのが当たり前であったかもしれません。
しかしながら、我々は港湾管理者の皆さん方に本当の意味での経営の抜本的な改革を行っていただくためにも、港湾管理者の皆さん方に、今回は応募者の方々ですけれども、本気で今後のあるべき姿というものを描いていただき、御説明いただくということに主眼を置いておりました。
そういう中で、当初はこのように3度も御意見をお伺いするということは考えておりませんでした。もう1度出していただいて、その中で決定できるのかなという思いもありました。
ただ、今回初めての取り組みとして3回もそういった説明の場を設けさせていただいて、説明をお伺いするたびに各応募者の方々のお示しになられるプランというものが、ある種レベルアップしてきてるというのも肌で感じたところであります。
そういった中で、折角選定するのだから港湾管理者の方々に将来いい港になっていただくといった絵を描いていただくということが一番重要であったわけで、そういう意味ではやむを得ないかなと思っております。

(問)ということは、それだけ選ぶのが難しいということでもあると思うのですが。
(答)はい。当初から選ぶのは難しいと思っております。
もちろん、何者の方々が応募されるかも分かっておりませんでしたけれども、もちろん選ばれる、選ばれないというのはそれぞれ当該の港湾の方々にとっては最大の関心事だと思います。
そういう中で、本当にいいものを造り上げていただくということに主眼を置いてこの間やってきた結果、6月中ということではなくて、7月下旬くらいから8月上旬に次回を開催させていただいて、最終の選定に入るということになったということでございます。

(問)公表は次回会合が終わったら速やかにされるのですか。
(答)以前から申し上げているように、検討委員会で選定をさせていただいて、速やかに政務三役にかけようと思っております。
政務三役の了承を得て、公表という形になるかと思っております。

(問)直近の政務三役会議、終わってすぐの政務三役会議で決めて、それで公表という形になるのでしょうか。
(答)直近になるのか、2回目になるのかというのは、今の段階では決まっておりませんが、そこは速やかにということで御理解いただければと思っております。

(問)月曜日の会合で参加委員の皆さんに採点表が配られているようなんですけど、これの事務局への提出期限は今月末ということでよろしいのでしょうか。
(答)ちょっと報道も出ておりましたかね。
当初から申し上げて、先ほどの御質問にもございましたけれども、6月中にという目処でやっておりました。
そういう意味では、前回の14日の月曜日に補足説明をしていただいて、一応説明、意見交換という中で、次はもう採点ですねということで、採点表を配らせていただいたわけでございます。
それをお配りした中で、先ほども申し上げましたように、補足説明、これだけの書類を、今の短時間で見れなかった、もっと見たい、熟読したいというような御意見の委員の皆さんが大勢いらっしゃいましたので、それでは次回に採点をしていただいてということの運びになったわけでございます。
次回が最終の採点、選定を行っていくということでございます。
それが7月末か8月上旬ということでございます。

(問)検討委員会の結果について、先ほど政務三役の了承を得てというお話がありましたけれども、基本的には検討委員会の案がそのまま政務三役にあがってそれを了承するという、選定の結果について意見を言うというのではなくて、了承するという形になるのでしょうか。
(答)了承及び決定と言ったほうがいいんだと思います。

(問)変わる可能性というのは少ないと見たほうがよろしいのでしょうか。
(答)こういうプロセスというのは、常に挙がってきたものがすべて100%そのまま認められるわけではないということですよね。

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