副大臣・大臣政務官会見

奥田副大臣会見要旨

2011年12月5日(月) 18:39 ~ 18:47
国土交通省会見室
奥田 建 副大臣 

質疑応答

本日、政務三役会議は開催されておりません。
三役会議に関して御報告する事はございません。

(問)整備新幹線について伺います。
建設期間について、10年程度から15年~25年に延長するとの考え方が出ているという報道がありますが、国交省の見解と、今後の整備新幹線新規着工に向けたスケジュール感を御説明いただけますでしょうか。
(答)今は認可に向けて、国交省としては全力で取り組んでいる状況です。
最近、毎日のように新幹線関連の報道を多く拝見させていただいておりますが、お尋ねの工期に関しては、一つの大きな課題である財源の確保も含めて、財務省当局の判断と摺り合わせが必要ということもありますので、今どうとは言えません。
合意確定ということがあれば、こちらから皆様にお伝えすることになると思います。
新幹線関連に関して、今の時点で新しい動きの詳しいことは、申し上げる事はありませんので、御容赦頂きたいと思います。

(問)今後のスケジュール感などはどうなっているのでしょうか。
年末とか、年度内とか、節目として。
(答)個人的には一刻も早くという思いを持っていますが、省として、政府としてということになれば、皆さんにお約束出来るスケジュールは、まだないかと思います。

(問)今年の訪日外国人旅行者数については、昨年の860万人に対して大幅に落ち込むことが予想されてます。
今後の振興策と、来年の訪日外国人旅行者数の見通しなどについて教えて下さい。
(答)旅行者数の見通しまで言えるとありがたいのですが、ひとつひとつの施策を重ねて、また発信を重ねて、大震災以来の急激な落ち込みを、まずは何とかして回復したいと思います。
また、中長期の目標に向けて、日本を訪れていただける来訪者の方を増やしていく施策を重ねていくことだと思います。
御存知のことと思いますが、訪日外国人旅行者は、10月末時点で500万人強ということですので、国会での答弁にもありましたけれども、今年度は600万人前後くらいかなという見込みを持っております。
この観光客数回復のための、観光庁の取り組みは、海外の来訪者、消費者の目線に立った正確な情報の発信、海外メディア・旅行会社への働きかけの強化、そしてもう一つは、ビジットジャパンの重点市場を挙げておりますけれども、そちらで本格的なプロモーションを開始しているということ、中でも3次補正で予算を認めていただいた、来訪者の多い5カ国に対して重点的に官民一体となった訪日外国人旅行者数の回復といったことに対しての取り組みをさせていただいているところでございます。
これからの見通しにつきましては、JNTOの毎月の調査結果を見て検討して参りたいと思います。
そして、長期の目標が変わることはないとは思いますが、中期計画については、観光分科会の中において、途中段階の目標の見直しを検討していただければと思っております。

(問)防衛大臣の件ですが、国民新党からも辞任論が出ておりますが、政府の対応も含めて、副大臣のお考えをお願いします。
(答)大きな重いお役目を背負っていただいているわけですから、しっかりとその職責を全うすることを第一に取り組んでいただきたいと思います。
個人的には、同郷の大臣ですし、心情的に応援する気持ちはありますが、それとは別にして、今はある意味で苦境かもしれませんが、そのことにも真摯に誠意を持って取り組んでいかなければという風に思っております。

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