副大臣・大臣政務官会見

津島大臣政務官会見要旨

2011年10月27日(木) 19:07 ~ 19:12
国土交通省会見室
津島恭一 大臣政務官 

質疑応答

本日の政務三役会議の概要を報告させていただきます。
2点ございます。
まず1つは、中国の成都で開催されましたアジア欧州会合の交通大臣会合に室井政務官が出席され、昨日、帰国されましたので出張報告をいただきました。
2つ目でありますけれども、玉来ダム、吉野瀬川ダム、河内川ダム、吾妻川上流総合開発の4つのダムにつきまして、国土交通省の対応方針を決定いたしました。
詳細につきましては事務方にお問い合わせいただければと思います。
以上です。

(問)タイの洪水被害が深刻になっていますが、国交省として、具体的にどのような支援を行っていくおつもりでしょうか。
(答)今日もいろいろと議論がございましたけれども、タイの洪水につきましては大変な状況であると思います。
首都バンコクを含め、依然として警戒すべき状況にあることから、国土交通省としましても、専門知見を活用し洪水被害からの復旧・復興を全力で支援していくこと、これまでJICA調査団の一員として洪水の専門家1名を19日に派遣したほか、国際緊急援助隊専門家チームの一員として地下鉄施設の専門家2名が昨日派遣されたことに続きまして、本日、空港施設の専門家2名を派遣いたしました。
氾濫水の排水に関しましては、外務省や派遣中の職員を通じ、タイ政府のニーズの把握を進めているところであります。
更に、タイ側からの要請と基礎データの提供があれば、土木研究所の防災技術を活用した浸水予想情報を提供し、災害復旧対策を支援することが可能であります。
また、現地の状況に応じ、国交省が保有する排水ポンプ車を派遣することについても検討中であります。
今回の水害への対応の他、インフラ防災情報、避難態勢、土地利用規制など災害予防に関わる防災パッケージのシステムを、タイをはじめ、世界各国に対して提供できるよう、官民連携して取り組んでいくという方針を決めさせていただいております。

(問)昨日、新東名高速の用地買収で、中日本高速道路の社員が逮捕されるという事件がありましたが、政務官のご所感があればお願いします。
(答)この件ですが、中日本高速道路株式会社が、名古屋地検特捜部及び名古屋国税局の強制捜査を受けたことは大変遺憾であると思っております。
現在、名古屋地検特捜部が捜査中であることから、今後事実関係が判明した時点で、会社において厳正な処置を講じていただきたいと思います。

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