副大臣・大臣政務官会見

津島大臣政務官会見要旨

2012年4月9日(月) 17:31 ~ 17:35
国土交通省会見室
津島恭一 大臣政務官 

質疑応答

御報告を申し上げたいと思います。
本日の政務三役会議の概要を報告いたします。
本日は報告事項が一点ありました。
汚水処理に関する3省の政務官による平成22年4月に設置された今後の汚水処理のあり方に関する検討会の中間とりまとめについて報告がありました。
私からは以上であります。

(問)八ツ場の関係なんですけれども、利根川の河川整備計画を作成しなければいけないということなのですが、そのスケジュールをまず教えていただきたいのと、併せて民主党内にも有識者委員会にダムの反対派を入れるようにと意見がありますけれども、それについて国交省の対応としてはどのようにお考えでしょうか。
(答)まず国土交通大臣が、国会でよく答弁されていることですが、利根川の河川整備計画につきましては、八ツ場ダムが利根川全体の治水計画の一部を構成するものであることを踏まえて、しっかりと検討しながら、かつ、速やかに策定しなければいけないという認識を持っております。
現時点で、スケジュールをお示しできる段階ではありませんが、この認識の元、官房長官裁定を踏まえて、河川整備計画の策定を早急に進めることとしております。
なお、河川法に基づく学識経験者からの意見聴取につきましては、意見を異にする方々からも意見をお聞きするということも含めて、そのスキームについて最終的に詰めているところであります。

(問)高速道路の償還計画についてお聞きします。
先日の4車線化再開では低金利で生じた償還の余力を道路会社が活用するという形になりましたが、今後もこうした金利差やコスト削減で生じる余剰金についてどのように取扱う方針なのか、検討状況をお聞かせください。
(答)4車線化のことですが、今回の4車線化に係る事業費の財源につきましては、今月供用予定の新東名などにおける建設コストの削減とか、決算済みの平成22年度の調達金利の実績の反映、これらを踏まえ、これまでの会社の経営努力の結果を活用することとしております。
国土交通省といたしましても、渋滞の著しい区間などの4車線化は重要課題であると認識をしております。
今後、会社等の申請を受け、国交省といたしまして、許可等を行うにあたり、民営化の趣旨を踏まえて、使途につきましても民営化会社の判断を尊重すべきであると考えております。

(問)今後も低金利が続けば、こうした余剰金というものは出ると思うのですが、今後の取扱いについては特に方針というものはどうなのでしょうか。
(答)それはこれからの話でございますので、いろいろとまた検討していかなければいけないことであると思います。

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