令和3年4月26日

 

国土交通省海事局は、警察庁、海上保安庁、日本小型船舶検査機構等の協力を得て、小型船舶の海難事故防止に向けた取組みとして、マリーナ・漁港等でのリーフレットの配布やプレジャーボート、漁船に対するパトロール・訪船指導等を行う「小型船舶に対する安全キャンペーン」を実施します。※1

１．取組み内容
(1)マリーナ・漁港等でのリーフレットの配布
　　小型船舶の安全を確保するために遵守すべき事項等をまとめたリーフレット※2をマリーナや漁港等で配布し、ライフジャケットの適切な着用、発航前の点検等の徹底を図るための周知・啓発活動を行います。

(2)川下り船への自主点検の実施及び指導
　　川下り船を運航する全事業者に対して、自主点検の実施を依頼の上、その結果に応じて安全指導を行います。

(3)プレジャーボート・漁船・小型旅客船への個船指導
　　マリーナ、漁港等においてパトロールを行い、プレジャーボート・漁船を訪船し、船舶検査の受検、小型船舶操縦士免許の受有等について指導します。また、小型旅客船を訪船し、消防設備・救命機器の備え付け状況等の確認及び安全指導を行います。

２．実施期間
令和3年4月26日（月）～令和3年8月31日（火）
※7月27日、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からこれまで見合わせておりました1（3）の個船指導を、8月1日から9月30日までの間、「緊急事態宣言」及び「まん延防止等重点措置」の対象地域や、新型コロナウイルス感染症に関する地域事情に配慮しつつ、実施することを決定しました。

３．実施主体
各地方運輸局、神戸運輸監理部及び沖縄総合事務局の職員※3

※1同時発表：各地方運輸局、神戸運輸監理部及び沖縄総合事務局
※2添付資料参照
※3警察庁、海上保安庁、日本小型船舶検査機構等の協力を得ながら実施