報道・広報

下水道のグリーンイノベーションに向けて技術実証・応用研究に取り組みます
~B-DASH プロジェクトに2技術、下水道応用研究に4技術を新たに採択~

令和4年3月28日

 「地球温暖化対策計画」における2030 年目標の確実な達成をはじめ、下水道が脱炭素社会の実現に率先して貢献するためには、施設整備から維持管理に至るすべての省・創・再エネ化や資源利用を図る技術開発が必要です。令和4年度は、最初沈殿池での高効率エネルギー回収システムの技術実証を行うほか、他分野で実用化されている新技術の下水道施設への応用研究などを行います。

 令和4年度に着手するB-DASH プロジェクト※及び下水道応用研究については、本年1月から民間企業や研究機関を対象とした公募を行い、学識経験者、地方公共団体等からの委員で構成される下水道革新的技術実証事業評価委員会、下水道応用研究評価委員会による審査の結果、以下の6技術を採択することとしました。(採択技術の概要は別紙参照)
 ※ B(ビー)-DASH(ダッシュ)プロジェクト:下水道革新的技術実証事業Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project

<B-DASH 実規模実証>
 [1] 高効率最初沈殿池による下水エネルギー回収技術に関する実証事業
 [2] 省エネ型深槽曝気技術に関する実証事業

<下水道応用研究>
 [3] 水素および廃棄バイオプラスチック分解物の消化槽への添加によるバイオメタン増量技術
 [4] 下水資源を使った藻類バイオ原油生産と副産物の資源化に関する重点要素技術開発
 [5] 3Dプリンターを使用した下水道放流域での低落差対応マイクロ水力発電の検討
 [6] 下水処理水の水田灌漑利用による温室効果ガス排出削減効果の定量化技術の開発
 
 ※開発課題又は調査研究の名称は各実施者からの提案によるもの。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別紙(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課 下水道国際・技術室 課長補佐 西郷 進也、環境技術係長 金井 容秀
TEL:03-5253-8111 (内線34172、34134) 直通 03-5253-8803 FAX:03-5253-1596

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