令和2年1月24日
平成30年度に全国の建設工事から排出された建設副産物について、再資源化及び排出量等の調査結果(確定値)をとりまとめましたので公表いたします。
・全国の建設工事や再資源化施設等を対象に、建設副産物の発生量、再資源化状況及び最終処分量等の動向に関する実態を把握するため、概ね5年ごとに実施している統計調査です。
・調査結果は建設リサイクルに関する諸施策の策定及びその効果の進捗状況の把握等に役立てています。
(1)建設廃棄物
平成30年度の建設廃棄物の再資源化・縮減率は、約97.2%と前回調査(平成24年度)より1.2ポイント上昇しています。品目別にみると、アスファルト・コンクリート塊、コンクリート塊は横ばいですが、建設発生木材、建設汚泥、建設混合廃棄物は向上しています。
また、平成30年度の建設廃棄物の搬出量は、約7,440万トンとなり、前回調査(平成24年度)より約2.4%増加していますが、最終処分量は約212万トンと前回調査(平成24年度)より約26.9%減少しています。
(2)建設発生土
平成30年度の建設発生土有効利用率は約79.8%と前回調査(平成24年度)より2.0ポイント向上しています。
また、平成30年度の建設発生土の搬出量は、約13,263万m3となり、前回調査(平成24年度)より約5.8%減少しています。
調査結果の詳細については、添付資料及び、下記をご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/d02status/d0201/page_020101census.htm
令和2年3月25日<公表資料の一部訂正についてのお知らせ>
参考資料について、訂正を行いました。訂正内容の詳細については上記リンク先の「令和2年3月25日 <公表資料の一部訂正についてのお知らせ>」をご確認ください。
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