報道・広報

鉄道技術開発・普及促進制度における新規技術開発課題が決定しました
~鉄道河川橋梁の防災機能向上に資する技術開発を推進~

令和4年3月31日

 

国土交通省では、「鉄道河川橋梁の防災機能向上に資する技術開発」として、2件の技術開発課題の実施を決定しました。
 
 鉄道技術開発・普及促進制度は、鉄道分野における政策課題の解決を目的に、鉄道事業者のニーズはあるが
民間主導では開発が進まない技術、社会的要請が高く鉄道業界に広く展開することが望まれる技術、
特に経営の厳しい地方鉄道での導入が求められている技術等の国が主体的に関与すべきものについての
技術開発及びその技術の普及を進めるものです。
 今般、「鉄道河川橋梁の防災機能向上に資する技術開発」をテーマに公募を行い、外部有識者委員会における
評価を踏まえ、以下のとおり、2件の技術開発課題を決定しました。
 
 
実施機関 公益財団法人 鉄道総合技術研究所
技術開発課題 洗掘被災橋梁の緊急診断法・補強法の提案
概要
  • 洗掘被災橋梁の再供用可否の緊急診断法や、無補強での再供用が困難な、変状が比較的顕著な橋梁に対する補強復旧法等を開発する。
  • これにより、災害後の列車運行再開を迅速化し、人流や物流に及ぼす影響の抑制を図る。
 
実施機関 公益財団法人 鉄道総合技術研究所
技術開発課題 河川橋脚の効率的な健全度判定システムの開発
概要
  • 橋脚にセンサーを設置して常時微動計測を行い、橋脚の健全度を判定するシステムを開発する。
  • これにより、人的作業を伴わずに橋脚の健全度判定を行い、橋梁の維持管理の省力化・効率化を図る。
 
 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局技術企画課技術開発室 菊池、山口、伊藤
TEL:03-5253-8111 (内線40754、40752) 直通 03-5253-8547 FAX:03-5253-1634

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