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河川局

平成16年度河川局関係予算概要

3.災害復旧関係事業の推進

 頻発する水害、土砂災害に対し早期の民生安定化を図るため、被災した公共土木施設の災害復旧事業、改良復旧事業を引き続き推進する。

○頻発する災害
 平成15年においては、1月から3月にかけて東北、北陸、中国地方を中心に被害をもたらした冬期風浪、5月26日に発生した宮城県沖を震源とする地震、5月下旬から6月上旬にかけての台風第4号、7月中旬の梅雨前線豪雨および7月26日に発生した宮城県北部を震源とする地震、8月上旬の台風第10号、9月26日に発生した平成15年(2003年)十勝沖地震など、全国各地で大きな被害が発生している。
 平成15年発生災害にかかる国土交通省所管公共土木施設の被害は、1月15日現在、直轄で620億円(226箇所)、補助で2,283億円(15,608箇所)、合計2,903億円(15,834箇所)が報告されている。

国土交通省所管公共土木施設被害報告額
【梅雨前線豪雨(H15.7)による被災状況:椎原(しいば)川(福岡県福岡市)】
【梅雨前線豪雨(H15.7)による被災状況:椎原(しいば)川(福岡県福岡市)】


○災害復旧事業、改良復旧事業の実施
 洪水、地震、火山噴火等により被災を受けた河川、道路、海岸、砂防設備等の公共土木施設について、被災原因の除去、再度災害防止の観点から災害復旧事業、改良復旧事業を実施し、被災地域の早期復興、民生の安定化を図る。特に、早急な対応策が必要な箇所については、応急復旧制度を適用するなど、災害復旧制度を最大限に活用し、的確かつ効果的な復旧を推進する。また、「美しい山河を守る災害復旧基本方針」等に基づき、自然環境の保全に配慮した事業を推進する。

【台風第10号(H15.8)による被災状況:厚別(あつべつ)川(北海道新冠町)】
【台風第10号(H15.8)による被災状況:厚別(あつべつ)川(北海道新冠町)】




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