壁になぜか穴があいています
今度はダムの中に入ってきました（宮ヶ瀬ダムでは、一般開放を行っている日があります）。監査廊（かんさろう）というダムの中の点検用通路をあるいていくと・・・　ところどころに、写真のような穴がぽっかりあいています。中に何かが入っている様子はありません。これは一体なんなのでしょうか？　

検査用にくりぬいたものでした
実は、これも先ほどの「ダムの作り方」に関係しています。コンクリートのダムは、コンクリートを打設していって、ダムを上へ上へと作り上げていますが、このとき、特に気をつけなくてはいけないのが、コンクリートのできぐあいです。

そのため、コンクリートが固まったら、基準通りにちゃんとできているか、くりぬいてみて確かめてみるわけです。上の写真がくりぬいたものですが、壁にあいている穴はそうしてできたものだったのですね。

作ってからもしっかり確認！　夏休みの宿題も、もう一度見直してみるといいですよ～。