東京湾沿いの大工業地帯や、都市が多く発達し、膨大な水需要がある反面、大きな水源をもたない房総半島に、利根川の水(水道・工業用水)を送る長大な導水路です。約100kmに及ぶ導水路は、利根川よりも高い場所に水を送るため、いくつかのポンプ場(揚水機場)と、送った水を途中で貯めておくダムで構成されています。昭和46年着工、継続的に事業が行われ、最南部の南房総導水路が完成したのは平成9年です。