1.事業の概要
1)位 置:茨城県下館市
2)河川名:利根川水系小貝川
3)諸 元:橋 長 :約200m
計画高水流量:850m3/s(現況:410m3/s)
4)総事業費:49億円
2.目的、必要性
1)目 的:流下能力の向上
2)必要性:
・明治22年に設置されたJR水戸線小貝川橋梁は、右岸の取付部が河道内に盛土状態で設置されているため、洪水の流下する幅が上下流に対し極度に狭い状態となっており、流下能力の向上を図る上で、橋梁の架け替えが早急に必要である。
3.費用効果分析の結果
治水経済調査マニュアル(案)に基づいて分析
便益(B) |
費用(C) |
事業効果(B/C) |
119.2億円 |
44.3億円 |
2.69 |
4.検討
以下の評価項目及び上記の費用対効果分析結果を総合的に判断の上、採択。
河川名 |
災害発生時の影響(想氾区域内) |
過去の災害実績(過去10ケ年間) |
浸水戸数(戸) |
軒下浸水戸数(戸) |
農地面積(ha) |
重要公共施設 |
災害弱者施設 |
浸水回数(回) |
最大浸水戸数 |
最大軒下浸水数 |
最大孤立戸数 |
最大浸水農地面積(ha) |
避難勧告(回) |
重要公共施設 |
災害弱者施設 |
交通遮断時間 |
小貝川
(茨木県) |
2,497 |
0 |
773 |
17 |
有 |
11 |
2 |
0 |
0 |
6 |
無 |
1 |
無 |
15 |
事業の緊急度 |
災害発生の危険度 |
水系上重要 |
地域開発の程度 |
情報提供 |
評点 |
被害実績 |
水防活動(回) |
現在流下能力の割合 |
現状の安全度 |
災害危険区域 |
高齢化率(%) |
構造物経過年数 |
上流区域の浸水戸数 |
想氾区域内宅地予定面積(ha) |
流域内開発予定面積(ha) |
ハザードマップの公表 |
有 |
11 |
0.48 |
20年未満 |
無 |
15.9 |
- |
0 |
150 |
150 |
無 |
35 |
5.日程・手続き
平成13年度 JRとの協定締結予定、概略設計着手予定
6.関係者の意見
治水安全度の向上について、地元自治体及び関係団体からから強い改築要望がある。