1.事業の概要
1)位 置:沖縄県名護市
2)整備内容:人工リーフ等
3)総事業費:約24億円
2.目的、必要性
1)目 的:高潮、波浪等による被害の防止
2)必要性:
東江海岸は、名護湾に面し、背後には民家、商店や地区唯一の幹線道路である国道58号が控え、頻発する台風時には高潮による浸水被害や護岸等の施設被害が生じている。
このため、高潮対策の実施により、被害の防止が急務となっている。
3.費用効果分析の結果
海岸省庁で作成した「海岸事業の費用対効果分析手法」に基づいて分析。
総便益(B) |
総費用(C) |
費用対効果(B/C) |
10,537百万円 |
2,257百万円 |
4.67 |
4.検討
以下の評価項目及び上記の費用対効果分析結果を総合的に判断の上、採択。
前提条件 |
災害発生時の影響 |
過去の災害実績 |
災害発生の危険度 |
地元の協力体制 |
総合評価 |
採用基準を満たしている等 |
B/C |
該当地域に対する影響 |
過去10年間の災害実績 |
計画波浪による越波高
(大) |
災害の危険性の高い自然条件 |
愛護・防災等の活動状況 |
A |
a |
b |
評価結果 |
○ |
4.67 |
唯一の生活道路 |
道路、護岸の被災 |
2.5m |
台風の常襲地帯 |
清掃活動 |
1 |
3 |
1 |
最優先 |
評価 |
各項目 |
A |
a |
a |
b |
a |
大項目 |
A |
a |
a |
a |
※大項目にて総合評価
5.日程・手続き
平成13年度 人工リーフの整備に着手予定。
6.関係者の意見
台風による高潮被害防止のための海岸整備の実施について、地元自治体等から強い要望がある。