Topics 記者発表


岐阜県益田群下呂町 下呂町高齢者クラブ「一心会」

(ぎふけんましたぐんげろちょう げろちょうこうれいしゃくらぶいっしんかい)

土砂災害防止施設内における美化・清掃



参考資料−3
団体No5
 
■プロフィール 下呂町高齢者クラブ「一心会」 地図
 団体名:下呂町高齢者クラブ「一心会」
 (げろちょうこうれいしゃくらぶいっしんかい)
 代表者:新開 信雄(シンカイ ノブオ)
 会員数:157名
 発足:昭和38年1月15日
 
■推薦団体 岐阜県
 
■推薦理由 表彰基準(4)

■功績概要
 木曽川水系、飛騨川(ヒダガワ)流域の阿多野谷(アタノダニ)は、多くの小さな谷を集めて下呂温泉の中心を流れ下り飛騨川に合流している。その急峻な流れはこれまでに、幾度となく土砂災害を発生させたため、明治時代に砂防工事に着手し、砂防堰堤11基、床固工6基が施工され安全な渓流となったことから、昭和61年度から平成4年度にかけて、県は阿多野谷の下流部分を砂防環境整備事業で整備した。
 その後下呂町も環境整備事業と併せて平成6年度迄に高水敷の広場に、野外ステージ・噴水・芝生広場・散策路を整備し、町の人や観光客に自然・水に親しむ空間を提供することにより、自然のやすらぎ、水の潤いを感じてもらうとともに、砂防施設の重要性を認識し、防災意識の高揚を図るための拠点となっている。
 下呂町高齢者クラブ「一心会」は、昭和38年1月に下呂町森地区の高齢者で発足し、以来、地域参加を目標に活発な活動を展開しており、平成7年度から毎年2ケ月に1回阿多野谷河川敷の清掃を実施し、常に、河川敷を清潔に保つことにより、多くの住民、観光客に阿多野谷を訪れてもらい、防災意識を向上させることに貢献している。
 このような奉仕活動の積極的な取り組みは、他の模範となっている。
  
■資料写真等

下呂温泉全景 「一心会」による阿多野谷河川敷清掃風景
下呂温泉全景 「一心会」による阿多野谷河川敷清掃風景


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