▼仮設トイレ
・仮設トイレの公共施設、公園等への設置・撤去作業は円滑に行えたが、設置場所によっては自治会・住民の協力が必要となる。
・適当な空き地がない場合、調査の上、公道上あるいは宅地の前面であっても強制的に設置することも視野に入れる必要がある。
・女性用には、大型で外部から見えにくい構造の仮設トイレが必要である。
▼福祉施設
避難所に障害者用のトイレがなかったので、福祉施設を避難所に選定した。
▼生活物資・用具
・生命の安全に関わる生活物資(毛布・簡易トイレ・乳幼児ミルク)などは備蓄が必要。
・避難所となる公民館・小学校には、最小限度の食料を備蓄するのが望ましい。また、材料の手配や調理室の確保等災害時に即座に対応できる環境を整えておく必要がある。
・避難所開設に際し、防災備蓄品や調理用具の備えがなかったので、最低限の生活必需品や調理用具を整えることとした。
▼ペットなど
・避難所等でペットの世話をしてもらえないので、避難ができなかったという市民がいた。生活様式の変化を考えて、将来的には、ペットの世話をするボランティア団体等も確保する必要がある。
・避難する場合は、事前に身の回り品を準備しておくことが大切。