▼汚水マス
汚水管の宅内マスが数多く飛散したことにより不明水の浸入があり、処理場機能に支障が生じた。汚水管に関連するマスの飛散防止措置の検討が必要である。
▼配管のループ化など
・水道配管をループ化していたので、被災した水源地を他の水源からカバーすることができた。
・テレメーター監視により急激な配水量の増大を確認。迅速に破損箇所を調査してバルブ制御を行い、断水区域を最小限にすることができた。
・河川の増水に伴い水道橋の点検を行った。流木・ごみ等を除去し、水道橋の破損を未然に防ぐことができた。
・地下施設での水害時の水位の把握ができていなかったため、機器が水没した。地下・半地下構造のポンプ室等では、災害時を考えた高さに電気設備等を設置する必要がある。