第2章 道路交通サービスの高度化

安全で快適な走行環境を目指すAHS(走行支援道路システム)

AHSの実証実験

AHS実配備に向けての展開

AHSを実配備するにあたり、まず交通事故の原因を分析し、社会的ニーズの高い7つのサービス域を選定しました。その後、これらサービスの実現に向け、AHSとASV(先進安全自動車)が連携した路車協調による走行支援システムの共同実証実験「スマートクルーズ21、デモ2000」を2000年10月から茨城県つくば市で実施。この成果を国内外に公開したデモンストレーション「Demo2000」が2000年11月28日から4日間、開催されました。
2001年9月には技術開発の状況をもとにAHSとASVが協力して実証実験システムを構築。2002年度からは実証実験を実施して、システムの有効性やドライバーの使い勝手やシステム設計値の妥当性等の評価を行っています。
AHSの導入にあたっては、費用対効果や社会的受容性、普及促進などの視点から検討して展開を判断することにしています。

概要イメージ


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