II.高度情報通信社会の実現に向けた課題と対応 | |
(4)情報リテラシーの向上、人材育成、教育の情報化 | |
@ 全ての人の情報リテラシーの向上、特に高度情報通信社会の発展を支える人材の育成 全ての人々が基礎的な情報活用能力を身につけることができる環境の整備に努めるとともに、高度情報通信社会の発展を支える専門的な人材の育成を推進する。特に、人材の育成にあたっては、コンピュータ等の情報機器の操作能力・活用能力を向上させるだけでなく、知的財産権制度やセキュリティ等の高度情報通信社会において重要性が高まっていくルールについて正しく理解させることも重要である。情報リテラシーの向上は、全国民を対象として達成すべき喫緊の課題であるため、以下の施策を含めて、さらに様々な角度から推進する。
A 学校教育等におけるインターネット活用などの情報環境の整備 全人的な人格形成を目指した教育活動の中で、高度情報通信社会の進展に対応して、コンピュータ等の情報機器やインターネット等のネットワーク、データベース等を適切に活用することにより、子供一人一人の個性に合わせた学習機会を確保し、創造力、思考力、表現力の一層の涵養を図る。また、小・中学校等に、インターネット接続されたコンピュータを活用できる環境を整備するとともに、これらを活用した教育を推進するなど、情報教育の一層の充実を図ることによって、次代を担う人材を育成する。さらに遠隔教育やへき地教育における活用等を通じて、教育機会の拡大や教育方法の充実を図る。 また、社会教育においても、衛星通信によるネットワーク等を効果的に活用することを通じて地域における多様な学習ニーズに対応するため学習機会の充実を図る。 このため、以下のような施策を総合的、計画的に推進する。
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