平成20年度 国土交通省(道路局)におけるITS施策の概要 |
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情報通信技術の活用 |
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情報通信技術を活用して、交通事故対策や道路交通情報の提供等の取組みを推進するとともに、更なる交通サービスの向上を図るため、ITS車載器を用いた多様なサービスを展開します。
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(1)物流効率化の支援 |
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物流全般にわたり一層の効率化を図るため、工事・規制情報や走りやすさに関する情報等の複数の道路管理者にわたる情報を物流事業者に一括して提供し、効率的な運行計画の立案を支援します。 |
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(2)交通事故対策の更なる推進 |
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より安全な道路交通社会を目指し、安全運転支援システムの全国展開に向けて関係省庁・民間が一体となり、安全運転支援システムの大規模な実証実験を実施します。 また、車両速度、急ブレーキ等の車両挙動に関するデータを活用して、事故危険箇所等の特定を効率的に行うほか、季節・時間帯等に応じた道路情報の提供を可能にする地図データの高度化の検討及び走りやすさに関する情報を活用したカーナビの実用化の支援を行います。
○地域の安全性向上に資する地図データの高度化[新規]:国費2億円
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(3)ITS技術の更なる進展 |
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道路利用者に対するサービス向上を図るため、官・民が収集したプローブ情報<*1>を効率的に収集・活用できる共通基盤の構築及び収集される情報を活用した道路管理の高度化等を検討します。また、円滑な交通を確保し環境の改善を図るため、道路交通情報提供の充実に向けた検討を行います。さらに、国民の利便性向上を図るため、民間事業者によるETCの応用利用促進と、ITS車載器を用いたETCカードに限定されない汎用的なクレジットカードによる料金決済の実用化を検討します。 |
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<参考> | |||
1. |
プローブ情報 : 車両を通じて収集される位置・時刻・路面状況等のデータ |
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