
| 主な意見 | 対応 | |
| システムアーキテクチャ全般に係る意見 | ●日本独自のシステムアーキテクチャを策定した意義を記述するべきである。 | ●第T編1.4「システムアーキテクチャ策定の必要性」の部分に、我が国独自のシステムアーキテクチャの必要性の観点を加える。 |
| ●社会ニーズ変化や技術進歩に対する柔軟性の確保のためには、システムアーキテクチャの更新のタイミングについて記述するべきである。 | ●どういう場合にシステムアーキテクチャの見直しが必要かについて、第T編2.2「システムアーキテクチャ策定の考え方」に記述する。 | |
| ●民間、特にベンチャー企業にとってのメリットがよく見えない。これらの立場にとってのメリットを強調するべきである。 | ●指摘に合わせて、第T編2.1「システムアーキテクチャ策定の目的」を修正する。 | |
| 策定技法に係る意見 | ●オブジェクト技法を採用したメリットについて、明確に記述するべきである | ●オブジェクト指向分析手法のメリットについて第U編3.2A「制御モデル」で追記する。 |
| ●ITS内外に存在するシステムについても、同じ技法を用いてシステムアーキテクチャを構築すれば、ITSとの整合性や互換性についての議論を容易に行えるというメリットについても記述するべきである。 | ●第U編1.3「オブジェクト指向分析手法の採用」に加筆する。 | |
| 論理アーキテクチャ、物理アーキテクチャに係る意見 | ●サブシステム間通信では複数の通信媒体が定義されているが、これらの優先順位をつける必要がある。 | ●システムアーキテクチャでは、将来にわたっての選択肢を幅広く用意する意味も含めて、可能性のある通信媒体を否定せずに併記することとした。 |
| ●気象情報については、国民の生命や財産を未然に防ぐといった意味で、非常に重要な情報であると考えられ、ITSの中でも積極的に議論の対象とするべきである。 | ●ご指摘のとおりと考えており、いくつかのサブサービスにおいて気象情報を取り扱うこととしている。 | |
| 標準化候補領域に係る意見 | ●本編にある評価は、今回用いた特定の方法で行った場合の結果にすぎないため、その評価結果はあくまで一例である旨記述するべきである。 | ●記述した方法は評価の一例であるという主旨になるように第U編第5章「標準化候補領域の整理」を修正する。 |
|
| |