国土交通省道路局 Investor Relations 道路行政の評価有明海沿岸道路大川佐賀道路

有明海沿岸道路大川佐賀道路の事業評価

新規採択時評価

事業評価の例：大川佐賀道路（福岡県・佐賀県）

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事業前

　一般国道208号は、一日約17,000～34,000台の交通が通る地域の動脈です。また、混雑がひどい交差点での通過時間は最大7分にもおよび、混雑時の平均速度は26.1km/hにまで低下しています。

【混雑する一般国道208号線】　平均速度26.1km/h	【諸富西交差点付近】　通過時間7分

事業後

　通過交通が大川佐賀道路へ転換されることにより、交通混雑の緩和が図られます。この「走行時間短縮」による経済効果は年間約30億円になると見込まれています。

事業前

　一般国道208号では、年間34件もの交通事故が発生しています。

【交通事故件数34件(年間)】

【大型車交通量が多い一般国道208号】

事業後

　大型車を含む通過交通が大川佐賀道路に転換し、走行性、安全性が向上することにより、一般国道208号における交通事故件数の減少が期待されます。

事業前

　一般国道208号では、夜間の自動車騒音が69dBと環境基準を大幅に超過しており、周辺地域では自動車騒音などの沿道環境改善への対応が求められています。

事業後

　一般国道208号における大型車等の交通量が大川佐賀道路に転換することにより、交通騒音の低減が期待されます。
　さらに大川佐賀道路では、のり面等の緑化を推進し、良好な沿道環境の形成を図って参ります。

【のり面緑化(完成)のイメージ図】

費用便益比　2.70

　これらの金額のうち金額的に換算できるものを将来に亘って足し上げた便益は1,580億円、これに対して、建設や維持にかかる費用は589億円です。費用便益を比較した費用便益比は2.70となります。