独立行政法人評価委員会日本高速道路保有・債務返済機構分科会
第2回独立行政法人評価委員会日本高速道路保有・債務返済機構分科会
1.日時
 平成17年9月16日(金)13:00〜14:05

2.場所
 国土交通省11階特別会議室

3.出席者(敬称略)
 (分科会長)
 杉山 雅洋
 (分科会長代理)
 杉山 武彦
 (委員・五十音順)
 秋岡 榮子、石田 東生、梶川 融、櫻井 敬子、水尾 衣里、山内 弘隆

4.議事
 (1)中期目標(案)、中期計画(案)について
 (2)業務方法書(案)について
 (3)役員に対する報酬等の支給基準(案)について
 (4)長期借入金計画(案)及び債券の発行計画(案)について
 (5)返済計画(案)について

5.議事概要
  (1)中期目標(案)及び中期計画(案)について事務局から説明した後、討議が行われた。
    <主な意見・質問>
    ・今回の民営化は、単に業務運営の効率化の目的のみで行われるものとは異質のものであり、重要なインフラ整備という事業の性質から強い経営基盤を持たなければならないという趣旨を前文に入れるべき。
    ・業務収入(貸付料等)と業務外収入(占用料、連結料)の比率はどのくらいか。
    ・資金ショートのケースはどのようなものが考えられるか。
    ・協定締結のプロセス(決定根拠や推定・見込み等)についても情報公開がなされると考えてよいか。
 本日の意見を踏まえた修文については分科会長に一任することで了承が得られた。

  (2)業務方法書(案)及び役員に対する報酬等の支給基準(案)について事務局から説明した後、討議が行われた。
    <主な意見・質問>
    ・中期計画では情報公開に関する事項が細かくなされているが、業務方法書にも情報公開に関する記述を入れるべきではないか。
    ・危機管理について、中期計画と業務方法書で表現方法があっていないので配慮すべき。
 業務方法書については、原案をベースに進めることで委員の了承が得られた。

  (3)長期借入金計画(案)、債券の発行計画(案)及び返済計画(案)について事務局から説明した後、討議が行われた。
    <主な意見・質問>
    ・債券の調達コストは、低いに越したことはないが、決定の裁量権はどこにあるのか。
    ・JHの平成16年度実績においては、借入利率は民間が一番低いように見えるが、それぞれの借入期間の長短の違いなどもあるので誤解が生じないように留意すべきである。
    ・ポートフォリオに関する裁量は機構に持たせるべきである。
 事務局から、長期借入金及び債券の発行に関する意見徴収は、その都度分科会に諮るのではなく、年度計画をご了承いただくことで代えることを提案し了承された。また、分科会長から、平成18年度以降の借入金、債券の発行については、他に議題がない場合、分科会の開催に替えて持ち回り意見徴収等の柔軟な対応をすることについて提案がなされ了承された。




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