1) 観光面では、観光立国推進基本法が制定されたところであり、地域の活性化につながる道路整備をお願いしたい。このためには、美濃加茂に流入する交通アクセスの整備が大切。

2) 41号21号など色々と国道はあるが、渋滞が深刻であり、拡幅やバイパスの整備、都市高速の延伸によって、美濃加茂においで頂くのに便利なようにしてもらいたい。

3) 中濃大橋の朝夕がすごい渋滞となっており、日本昭和村や中山道太田宿などへの観光地に名古屋からのお客さんが来る上で、この渋滞が致命的な問題となっている。

4) 岐阜県には、空港や港湾がなく道路に頼らざるを得ないため車が大変多い。また、そのため渋滞が深刻である。岐阜では整備される道路は必ず利用され、無駄な道路は存在し得ないと考えている。岐阜県は道路交通中心で成り立っている。道路整備が格差社会解消の上で大きな力になる事は東海環状自動車道の東回り整備が大きな証明になったと理解。豊田市など三河地区との交流も大きくなり、安心や消費生活の面などで大都市圏に近づけたと感じている。

5) 無駄について、４１号の白川町地内に八百津町との行政界示す標識がいくつか立っているが、利用者の混乱を招くと思う。地理的に八百津町の縁端部が入り組んでいる事は解るが、その間は山地ばかりなので八百津町内の目的地名もなく、厳格にルールに従うばかりに通行者が勘違いや誤解など混乱するのではないか。また、右折信号がなく右折待ちの車によって渋滞している信号交差点を見るが改善すべきと考える。

6) 道路脇に観光案内の看板が出来ると良いと思う。地域特性を出したデザインのものが好ましい。色々と規制があると思うが、効果が大きいと思う。

7) 物理的な案内標識に地域の観光情報を記載する事には限界があるため、こういった看板から情報発信しカーナビ等でドライバーが受け取るような、IT技術を活用したシステムが出来ると良いと思う。

8) ３月に国交省の社会実験で、美濃加茂市は中山道を一方通行にして歩行者空間を広く取る社会実験を行った。結構反響があったと思っているが、１事業１回限りと言うのではなく少しずつ改善工夫しながら複数年にわたって地元を啓発しながら社会実験できると良い。

9) 道路特定財源の見直しについては、「何を考えているのか！」との思いだ。岐阜と東京では状況が違う、道路特定財源は道路整備のために確保する事が絶対必要だ。東京の住民と岐阜の住民がこの問題について討論するような場を設ければ東京の人たちも少しは理解されると思うし、マスコミも取り上げると思う。こういった取り組みをしてはどうか。