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氏 名所 属
里見 潤 いわき経済同友会 代表幹事

■ご意見の内容

○運送業者として
 いわきから首都圏に向け搬送しているが、首都圏は渋滞がひどく所要時間が読めない。ジャストインタイムを求められており、近くまで行き、時間調整をしている。効率的でなく、運転手の労働条件の改善に繋がらない。また、世界一高い高速料金を引き下げることで、選択肢が広がり、渋滞の緩和に有効だ。大型車と歩行者が混在すると安全安心が確保されないので通過交通と域内交通を担う道路は区別して整備し、区別できない場合は、歩道を必ず整備する。
○いわきららミュウの副社長として
 広域的に来ていただいている。年間220万人。関東方面が多く、常磐道を始めとする道路の整備効果の恩恵を受けている。北方面が少なく、常磐道の仙台までの供用に期待している。
○無駄な道路整備
 必要性が少ない道路整備がこれまで無いとは言えないが、それを取り上げ全てが無駄だというのは、言い過ぎである。優先順位を明示して事業は進めるべき。
○税制度
 道路特定財源は、特に戦後の道路整備に大変有効だった。目的税である特定財源を一般財源化にする考えは、税全般を議論しないで取りやすいところから取ることで、税のそもそも論として如何なものか。
○格差是正
 地方と中央の格差を感じる。格差を埋める一つのツールとして道路整備は重要だ。また、必要な道路整備に優先順位を付け、道路整備をスピードアップし、早く効果を上げて欲しい。
○港湾の活用
 小名浜港の高度活用へ向け、港湾アクセス道路の整備が遅れている。