１． 道路政策に関する改善点等
・ 林道等の利用が少ない道路と一般道（道路法の道路）は一般的には区別不可能であり依然として利用の少ない道路を整備しているように見える。また、現状の需要予測は甘く感じておりもっとシビアに行うべきである。

・ 国際競争力強化の観点から高速道路ﾈｯﾄﾜｰｸは早急に整備が必要である。とくに第二東名については、整備の速度が遅く感じる。諸外国の整備速度と比べると遅すぎる。よって重点化を図り早期完成できるよう国の指導力に期待する。

・ 生活道路に通過車両等が入り込んでいる現状は、生活が分断され、景観、交通安全などの観点からも問題が多いので機能を分担するなど、町づくりと連動して道路施策を進める必要がある。

・ 歩道を自転車が走行しており非常に危険である。歩道、自転車道、車道それぞれと分離し安全を確保する必要がある。

・ 事業評価委員会で事業の継続について審議しているが、事業がかなり進捗した状態で付議されるので中止の判断がしにくいのでは？もっと早い段階で審議し、事業の継続判断が必要であると共に、計画の見直しについては勇気を持って対応すべきである。

・ 道路など公共財は、これまで民間による事業が実施されていない背景から、工事費が民間と比較されておらず、妥当かどうか客観的な判断ができないので指標を確立する必要がある。