氏 名 | 所 属 | 谷 奈々 | (財)和歌山社会経済研究所 主任研究員 |
■ご意見の内容
○ 中期計画を定めるにあたり国民各層の声を聴くことは良いことである。地域に溶け込んでいこうとする努力が見受けられる。
○ 道路政策の切り口として、「スピードアップ」、「メリハリ」、「費用対効果」、「優先度」等が考えられ、どれが重要であるかは人によって違うものであるが、個人的な見解としては「メリハリ(予算というパイの制限)」がもっとも重要であると考えている。
○ 運輸部門でのCO2排出量は全体の約2割とのお話であるが、意外と少ないと感じている。残りの8割を減らす努力をしなければ、いつまでたっても自動車のみが悪者扱いされてしまう。ちなみに、自動車の環境対策はパーク&ライドを可能にするまちづくり、コンパクト・シティ化が有効な方法の一つであると考えている。
○ 道づくりは街づくりに直結している。歩きたくなる道は街の魅力となっている。そういう道は優先度をあげて整備すべきである。例えば、観光客にアンケ−トをすれば名所旧跡よりも、何気ないその街らしい風景が印象に残っているというデータがある。メインストリートだけでなく、路地や石畳の道を含め、そのような街を演出する道が必要である。人にやさしい道づくり、つまりは、幹線道路だけの整備ではなく生活文化としての道路整備が望まれる。
○ 今回のように広く国民各層にアンケ−トを募ることは中期計画を定める手段として妥当ではあるが、少数意見の中に、看過できない考えがある場合もあり、目利きの専門家である担当者がそれらをピックアップすることも必要であろう。
○ 地域間競争の時代、街の魅力の個性化が必要であり、和歌山県では大都市と同じような整備を行っても意味がない。名古屋市の100m道路や開通当時の御堂筋などあっと驚かせるような魅力が必要であり、子どもの突拍子もないような意見がすごいヒントになる場合がある。とにかく、地域の独自性、「和歌山らしさ」を考えるべきである。
○ これからの道づくり・道路政策は、益々、情報公開とコンプライアンスが重要となってくる。良いことも悪いことも開示して欲しい。
○ 道路政策の切り口として、「スピードアップ」、「メリハリ」、「費用対効果」、「優先度」等が考えられ、どれが重要であるかは人によって違うものであるが、個人的な見解としては「メリハリ(予算というパイの制限)」がもっとも重要であると考えている。
○ 運輸部門でのCO2排出量は全体の約2割とのお話であるが、意外と少ないと感じている。残りの8割を減らす努力をしなければ、いつまでたっても自動車のみが悪者扱いされてしまう。ちなみに、自動車の環境対策はパーク&ライドを可能にするまちづくり、コンパクト・シティ化が有効な方法の一つであると考えている。
○ 道づくりは街づくりに直結している。歩きたくなる道は街の魅力となっている。そういう道は優先度をあげて整備すべきである。例えば、観光客にアンケ−トをすれば名所旧跡よりも、何気ないその街らしい風景が印象に残っているというデータがある。メインストリートだけでなく、路地や石畳の道を含め、そのような街を演出する道が必要である。人にやさしい道づくり、つまりは、幹線道路だけの整備ではなく生活文化としての道路整備が望まれる。
○ 今回のように広く国民各層にアンケ−トを募ることは中期計画を定める手段として妥当ではあるが、少数意見の中に、看過できない考えがある場合もあり、目利きの専門家である担当者がそれらをピックアップすることも必要であろう。
○ 地域間競争の時代、街の魅力の個性化が必要であり、和歌山県では大都市と同じような整備を行っても意味がない。名古屋市の100m道路や開通当時の御堂筋などあっと驚かせるような魅力が必要であり、子どもの突拍子もないような意見がすごいヒントになる場合がある。とにかく、地域の独自性、「和歌山らしさ」を考えるべきである。
○ これからの道づくり・道路政策は、益々、情報公開とコンプライアンスが重要となってくる。良いことも悪いことも開示して欲しい。