一般県道日進瀬戸線 名古屋瀬戸道路の事業評価新規事業採択時評価


(1)混雑の緩和

事業前


 主要地方道力石名古屋線では慢性的に渋滞が発生しています。


(主)力石名古屋線の状況(大久田東交差点)
力石名古屋線の状況(大久田東交差点)

長久手IC〜名古屋IC
(力石名古屋線利用)
所要時間 12分



名古屋瀬戸道路を整備することによって

事業後


日進JCT完成予想図
日進JCT完成予想図

長久手IC〜名古屋IC
(名古屋瀬戸道路利用)
所要時間 5分


 主要な渋滞ポイント大久田東交差点の渋滞が解消されます。 このように(主)力石名古屋線の交通渋滞を緩和します。



(2)「2005年日本国際博覧会(愛知万博)」への支援

アクセスルート


 平成17年3月より長久手町、瀬戸市、豊田市において開催される「2005年日本国際博覧会(愛知万博)」には、多くの来場者が見込まれ、当該地域の交通渋滞が悪化することが予想されます。


アクセスルート


名古屋瀬戸道路を整備することによって

愛知万博イメージ


愛知万博イメージ 基本計画より

 名古屋瀬戸道路は、「2005年日本国際博覧会(愛知万博)」の観客輸送計画のアクセスルートとして位置づけられており、スムーズな交通処理の実現が期待できます。



(5)費用と効果の確認

費用便益比 2.1



  
 道路整備の効果は多種多様ですが、このうち金額に換算できる効果に限定して、もたらされる便益を算出すると973億円となります。
 これに対して、建設や維持管理にかかる費用は471億円です。
 したがって、本事業にかかる費用と生じる便益より算出される費用便益比は2.1となります。

総費用総便益計画交通量基準年
471億円973億円
事業費維持管理費走行時間短縮便益走行費用減少便益交通事故減少便益
365億円106億円874億円58億円41億円26,900台/日平成14年
  ※費用、便益は、供用開始後40年後までに発生するものものを現在の価値に換算した上で、合計して算出しています。


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