資料

[諮問事項]

持続可能な経済・社会の構築、安全で安心できる暮らしの実現など新しい課題に対応した道路政策のあり方

[諮問理由]

   現在我が国は、近年の経済低迷とこれに起因する財政制約に加え、少子高齢化の進展、経済・産業の空洞化、地球規模での環境問題、情報技術の飛躍的な発展等大きな潮流の転換期にあり、戦後構築された経済社会システムのあり方そのものが問われている。

   また、国土の有効利用・適正管理という観点では、全国画一的との批判があり、身近な暮らしの質の向上や地域の選択による個性ある地域形成を重視する傾向が顕著になってきているなど、国民意識も大きく変化してきている。

   これまでも、道路の整備により暮らしが変化し、また暮らしの変化が道路に更なる高度な役割やサービスを要求するなど、暮らしと道路が相互に密接に関係しあってきたところであるが、経済社会情勢や国民意識が大きく変化している今日、道路に求められるサービスについて原点に立ち返って検討すべき時期にあると言える。

   以上のような認識を踏まえ、これまで道路の経済・社会・国民生活に果たしてきた役割や課題などを真摯に評価した上で、今後の道路政策や行政手法について、柔軟かつ大胆な発想をもって、そのあり方を幅広く検討することが必要である。



社会資本整備審議会道路分科会委員等名簿
委 員青山 (東京都副知事)
委 員岡島 成行(日本環境教育フォーラム専務理事)
委 員小幡 純子(上智大学教授)
委 員金本 良嗣(東京大学教授)
委 員黒川  洸((財)計量計画研究所理事長)
委 員越澤  明(北海道大学大学院教授)
委 員残間 里江子((株)キャンディッド・コミュニケーションズ代表取締役)
委 員白石 真澄(ニッセイ基礎研究所主任研究員)
委 員中村 英夫(武蔵工業大学教授)
委 員八田 達夫(東京大学教授)
委 員塙    義一((株)日産自動車会長)
委 員藤井 弥太郎(帝京大学教授)
委 員横島 庄治(高崎経済大学教授)
臨時委員家田 仁(東京大学大学院教授)
臨時委員中条 潮(慶應義塾大学教授)
臨時委員波頭 亮((株)XEED代表取締役社長)
臨時委員リチャード・クー((株)野村総合研究所主席研究員)


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