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２．基本方針
地球環境対策を主眼として始まった「環境にやさしい自転車のまちづくり」を総合的に活用することにより、地域の活性化を含む相乗的なまちづくり効果が発揮される事を期待して、すでに配置した共用自転車の利用促進をさらに高めるために、自転車利用環境の整備を進め、自転車の走りやすい道づくり、歩行者の歩きやすい道づくり、高齢者を含む全ての人達にとって望ましい交通環境を整備します。
また、「環境にやさしい自転車のまちづくり」を突破口にして、町民・事業者・行政のパートナーシップによりこれまでの車依存のライフスタイルを見直し、自転車をシンボルに、地球環境にやさしく、人や身体にやさしいまちづくりを推進します。
コンセプト
共用自転車の利用促進を進めるために、既存歩道を拡幅し、自転車歩行者道を整備します。自転車道は２m、歩行者道は１．５mで整備し、全体で３．５mの自転車歩行者道を整備します。自転車道と歩道は、視覚的な分離（カラー舗装とインターロッキングブロック舗装）を行います。
また、小規模駐輪場の拠点となるサイクルステーションを整備し、休憩所・自転車修理設備、リサイクルセンターを設置して、冬期間の共用自転車保管機能を持たせます。
目標年次
計画路線は、なるべく既存の道路幅員を活用し、車道の削減等により自転車歩行者道の幅員を確保します。自転車歩行者道は、冬期間の除雪を考慮し、マウントアップではなく、セミフラットな自転車歩行者道とし、自転車道と歩道を視覚的分離で整備します。事業年度は、平成１２年度から平成１６年度までとします。
駐輪場については、他事業で整備した小規模駐輪場の拠点となるサイクルステーションを整備します。事業年度は、平成１２年度から平成１６年度までとします。
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