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社会実験「自転車走行空間創出のための路上荷捌き路外転換実験」(しゃかいじっけん「じてんしゃそうこうくうかんそうしゅつのためのろじょうにさばきろがいてんかんじっけん」)

 施策内容

 練馬区、国土交通省、「自転車走行空間創出のための路上荷捌き路外転換実験」協議会が実施主体となって、平成14年1月21日〜平成14年3月20日に、西武池袋線石神井公園駅周辺において、自転車走行空間創出のための路上荷捌き路外転換実験を行いました。
 平成14年1月21日から石神井公園駅南口周辺で「Step1:ポケット・ローディング設置による荷捌き車両の路外転換実験」を開始しました。ポケット・ローディング(以下PLという)には、有人管理およびPL機器を設置した駐車場があり、PL機器を設置した駐車場ではICカードによる予約や料金精算ができます。荷捌き車両のPL利用状況は駐車場の立地条件によりばらつきがありますが、概ね好調でした。
 2月18日から「Step2:自転車走行空間の向上と荷捌き車両のヨコ持ち空間の確保実験」を実施しました。具体的には、横断幕・フラッグ・路面シール・案内看板による (1) 自転車左側通行の徹底、(2) 違法駐輪の防止、(3) 自転車駐車場への案内・誘導を図ることにしました。また、道路への商品陳列、違法看板等への防止キャンペーンや取締りを行い、自転車走行空間の確保を図りました。
 3月7日にはシンポジウムを開催し、今回の社会実験の基調講演および中間報告等を行いました。

 施策目的

  1. 路上駐車車両を路外荷捌きスペースへ移動させることによる道路空間の確保
  2. アイドリングストップによる地球環境の改善
  3. 自転車の走行環境の改善と荷捌き車両のヨコ持ちバリアフリー化

 施策実施状況

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自転車利用
自転車利用

 工夫した点

 歩道、センターラインのない幅員の狭い道路においてバス・貨物車両・一般車両・歩行者および自転車がスムーズに通行できるためのひとつの手法を社会実験で取組みました。

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