道路

『交差点』に関してのよくあるご質問と回答

双方向通行の自転車道が規模の大きい交差点に接続する場合、どのような交差点形状とすればよいか?
ガイドライン地方説明会資料(資料2-p.61)に記載の通り、交差点設計の基本的な考え方である「分離形態の連続性」「通行空間の直線的な接続」を満足させる設計とした場合、「交差点内で右折自転車と直進自転車同士が交錯する恐れ」や「近接して自転車と自動車が逆方向に通行する恐れ」等の課題があり、双方向通行の自転車道においては交通状況や沿道状況を踏まえ、個別に検討を行うこととしています。
現段階で考えられる対応の一例として、ガイドライン地方説明会資料(資料2-p.62)に示すような形態が考えられますが、横断歩行者の交通量や横断距離等も考慮して検討を行っていただきたいと考えています。
国においても、どの様な形態がよいか引き続き検討していきます。

交差点内で使用する路面表示(ガイドラインで示している矢羽根マークやピクトグラム)の設置間隔や寸法について、望ましい値や目安はあるか?
現時点では、十分な知見がないため、目安を示していません。交差点部においては、交通事故の危険性が高くなることから、単路部で自転車と自動車が混在する意味で用いる路面表示に比べ、より密に設置することが考えられます。ただし、路面表示を密に設置しすぎると自転車の専用空間であると誤解される恐れがあるため留意が必要です。

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