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地区外周の幹線道路から流入する通過交通を抑制し、地区内の安全確保を図る。また、植栽や木質材を利用した歩車分離等により、地域への親しみを育てる道路づくりを目指す。
- 取組実施組織・団体 (協議会)瀬田の道路環境を考える会
- 社会実験の有無 導入予定であるが実験計画は具体化されていない
- 取り組み地域の課題
- 幹線の渋滞からの抜け道として学区内や住宅街を通る車両が多く、事故や歩行者へのストレスなどの原因となっている。
- 交通量が少なく広い幅員の直線道路は速度超過や路上駐車の原因となっている。
- 道路、駐車場の面積増加が緑地を減少させている。
- 取り組み内容
- 幹線からの流入規制のため、一方通行や狭さくの配置を検討。
- 速度抑制、交差点の安全対策としてハンプ、狭さく、路面上のカラーリングや交通標識の設置を見直し、最適化する。
- 植栽による歩車分離、くつろぎスペース、散歩道、植栽の保全システムの検討。
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- 実施体制と活動内容
- 体制のあり方は協議会の形態とし、地区の諸団体を包含した住民と世田谷区関係部署で構成する。
- 地区内を網羅する住民有志を世話人として約30名、区の関連部署担当がグループ化して加わった。
- 交通状況データをもとに、問題点または問題地点別に分析とその対策、道路のあり方を求めて住民有志と区専門担当者によって検討を行い、対策案をリストアップした。
- 取り組みの熟度
- 当協議会の核となる住民有志は、平成12年から地区の道路環境改善のために活動を開始。
- コミュニティゾーンを目指して行政に要請し、自らは調査活動を開始。
- 「くらしのみちゾーン」の公募に対し、前倒しで問題の対策案を試み、数案をリストアップ。
- 実施案が決定した時点で社会実験が必要であるが、今回は未だその時期ではないと機会を外した。
- スケジュール
- 実施計画策定:平成15年
- 着手・実施:平成16年〜平成19年
- 成果とりまとめ:平成19年
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