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商店街内の歩行者の安全を確保するため、道路の狭隘さの解消と車両の流入制御を行う。また、買い物客の誘導と回遊により商店街のにぎわいを取り戻すため、表参道に匹敵する歩行環境の実現を目指す。
- 取組実施組織・団体 原宿神宮前まちづくり協議会、渋谷区、青山学院大学
- 社会実験 導入予定あり(平成16年度)
- 取り組む地域の課題
- 隣接する表参道と比較して歩行時の安全と環境が格段に劣り、狭隘な道路に林立する電柱や頻繁に流入する自動車の影響で、来街者の流れは表参道に集中し当該商店街には回遊しない状況にある。
- 渋谷区が商店街内(東側)を通る区道を生活者等重視の遊歩道として一部整備を行ったが、ルールの周知不足もあり、露天商やスケートボードの若者ばかりが増え、地場商店街の活性化にはあまり結びつかず、逆に急増する露天商や無軌道な駐車・駐バイク・駐輪等への対応に追われるようになった。
- 取り組み内容
- 流入規制、速度規制、一方通行、ハンプ、バリアフリー化、路上安全監視カメラ 等
- 無電柱化、自然石調の歩道舗装、緑化・フラワリング、景観ファサードの統一 等
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- 地区登録までの取組状況
- 「原宿神宮前まちづくり協議会(事務局:渋谷区)」の定例幹事会で、本年2月以降3回程くらしのみちゾーン応募についての説明と協議等が行われており、「社会実験分科会」の設立が承認された。
- 今年に入って5回程、「原宿神宮前まちづくり協議会」の役員が町会・商店会の個別の会合等に出席し、応募に関する説明を行っており、反応は極めて好意的で単組レベルでの支援体制も整いつつある。
- 住民レベルでの勉強会は今年に入って各所で頻繁に行われている。
- 歩行者の優先施策については約10年前に渋谷区が行った旧渋谷川遊歩道の整備が発端となるが、当初のルール(例:遊歩道内では緊急車両や居住者車両以外通行禁止)が守られておらず、ビルの改築やテナント入居等も目立つことから、商店街全体として新たな枠組みでのルールの協議が必要な時期にある。
- スケジュール
- 実施計画策定 :平成16年度
- 着手・実施 :平成16年度
- 成果とりまとめ:平成16年度
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