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「宿場町枚方宿」の歴史を活かして建築物の高さやデザインに制限を加えたまちづくり協定を結び、歴史的な景観形成を図るとともに、ハンプ、クランクの整備等により、通過交通の流入を抑制し、地区内の安全性と快適性を確保する。
- 取組実施組織・団体 枚方市、「歴史街道 あるいてにぎわう枚方宿」実行委員会
- 社会実験の有無 平成15年11月1日〜11月7日に実施
- 取り組み地域の課題
- 地区の中心を貫く旧街道(市道 岡本町伊加賀本町1号線)は、かつて人や物が集積し交流する空間であったが、並行する主要地方道京都守口線の混雑を避けて旧街道に流れ込む通過車両が、居住者や来街者の安全や交流を阻害している。
- 上記理由により、商業の衰退を招き、街の活力を喪失している。
- 取り組み内容
- 歩行者専用道路を試行、ハンプやクランクなどの速度抑制対策
- 歩行者専用道路での街頭パレード、フリーマーケットなどの各種イベントの実施
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- 実施体制と活動内容
- 枚方市、「歴史街道 あるいてにぎわう枚方宿」実行委員会
- (委員:枚方宿地区まちづくり協議会、NPO法人 枚方文化観光協会、枚方菊花展実行委員会)
- 協力:大阪府、枚方警察署
- 枚方宿地区まちづくり協議会
- コミュニティ道路協議会
- 取り組みの熟度
- 歴史的な景観形成を図るとともに、地区内の安全性と快適性を確保するための取組を行っており、社会実験の実施により、住民との合意形成が促進された。これにより、にぎわいイベントが定着するとともに通過交通を排除し、安全な歩行空間を確保するための交通規制の見直しも行った。
- スケジュール
- 実施計画策定:平成15年
- 社会実験:平成15年
- 着手・実施:平成16年〜平成17年
- 成果とりまとめ:平成19年
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