I 現行有料道路制度の概要

2. 有料道路の現状

 -(3) 有料道路の利用状況

  1. 国内輸送に占める高速自動車国道のシェア(平成6年)
  2.  
  3. 走行速度の向上による環境改善効果


  4. 高規格幹線道路を通行し、平均旅行速度が上昇することに伴って、以下の環境改善効果が見込まれる。

    PM、NOx、CO2の排出を同時に削減できるのは、幹線道路ネットワークの整備をはじめとした渋滞対策による走行速度の向上のみ。

     
    【PM、NOx、CO2排出量と走行速度の関係】
     
     ※PM:大型車(普通貨物車、バス)、NOx:車両重量1tのディーゼル車、CO2:乗用車の排出量
     ※H9時点に走行している車両の規制年度別割合を勘案して算出
     
  5. 首都高速道路の渋滞状況(H12.10)


  6. 渋滞による経済損失は年間約1500億円程度と推計。
     

    渋滞状況図 (平成12年10月平日平均)
     
    ○個別路線における交通状況例(首都高速4号線上り)
    交通量は朝6時から9時の時間帯においてピークとなっており、都心環状線の交通量が急激に増加する朝7時から渋滞が発生。