「通り名で道案内」のねらい

日本と欧米では住居表示の方式が違います

 住居を表示するには、都道府県、郡、市、区、町村の名称を冠する ほか、次のいずれかの方法による。
 (『住居表示に関する法律』より)

1)街区方式

道路、鉄道などの恒久的な施設、または河川などによって区画された地域に付けられる符号と、その地域内の建物に付けられる番号を用いて表示する方法で、日本のほとんどの箇所で採用されています

  例)東京都千代田区霞が関2丁目1−3



2)道路方式

道路の名称と、道路に接する(または道路に通ずる通路を有する)建物に付けられる番号を用いて表示する方法で、欧米で一般的。日本では山形県東根市の一部で採用されています

  例)山形県東根市板垣大通り10

 

 

 

道路方式による住居表示は地域に不慣れな人にもわかりやすく道案内ができます

photo 道路方式による住居表示は、 道路の名称と道路に接する(または道路に通ずる通路を有する)建物に付けられる番号を用いて表示するため、地域に不慣れな人でも、場所の説明や確認がし易く、 道案内に優れています。

 

 

 

街区方式
道路等で区画されたブロック に番号を振る方式
日本のほとんどの箇所で採用されています。
例)東京都千代田区永田町2丁目3-1
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道路方式
道路に名前を付け、 沿道に番号を振る方式
欧米で一般的です。
例)1600 Pennsylvania Avenue NW Washington, DC
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