道路事業・街路事業における評価システムについて  


1.道路事業・街路事業においては、平成8年度(平成9年度予算)より、費用便益比(B/C)を含めた評価指標を用いて新規事業採択時の評価の試行を開始し、平成10年度(平成11年度予算)より、建設省の評価実施要領(平成10年3月策定)に基づき、新規事業採択時の評価及び事業途中段階における再評価を本格導入したところでる。
 平成11年度においては、新規採択時評価及び再評価の実施に加えて、新たに事業完了後の事後評価の試行、検討を進めたところであり、今回、これら事業評価のの取り組み状況を公表するものである。

2.新規事業採択時評価に関しては、平成11年12月に内示された平成12年度新規着工準備及び新規事業採択箇所の計35箇所について既に評価の実施、結果の公表を行ったところであるが、今回、その他の新規箇所200箇所を決定したので、箇所名の一覧表及び代表事例の評価結果について公表する。

3.再評価に関しては、事業採択後5年間未着工である事業及び10年間継続中である事業の計177箇所について再評価を実施しており、そのうち174箇所について平成12年度における継続、休止等の方針を決定したので、箇所名の一覧表及び代表事例の評価結果を公表する。(再評価結果:継続173箇所、見直し1箇所)
 なお、再評価手続中の残る3箇所については、平成12年度のできるだけ早期に手続を終了する予定である。

4.上記200箇所の新規事業採択時評価の結果及び174箇所の再評価の結果については閲覧可能とする。なお、残る再評価実施中の3箇所についても、手続の終了後すみやかに結果をとりまとめ、閲覧可能とする予定である。

5.また、事業完了後における事後評価については、平成11年8月に策定された「建設省所管公共事業の事後評価基本方針(案)」を受けて、同年11月に「道路事業・街路事業に係る事後評価実施方針(案)」を策定し、現在、一部事業を対象に事後評価の試行を進めているところであり、試行を終了した代表事例について結果の概要を公表する。

平成12年3月
建設省道路局・都市局

* 問い合わせ先 *
道路局企画課課長補佐石川雄章(内線3604)直通03-5251-1894
道路局企画課道路経済調査室課長補佐吉岡幹夫(内線3605)直通03-5251-1897
都市局街路課課長補佐渡邉浩司(内線3036)直通03-5251-1857


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