シンポジウムの概要



■ 目 的

 新しい全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」では、中小都市と中山間地域を含む農山漁村等を「多自然居住地域」として創造することとしており、今後その活性化が期待されている。
 一方、中山間地域では、過疎化・高齢化が進んでおり、高齢者のモビリティ確保をはじめ地域の交通サービスをどう維持・充実していくかが課題となっている。

 本シンポジウムでは、中山間地域に居住する人々の日常生活における移動特性や、バス、乗合タクシー、移送サービス等における現状と課題、地域交通の先進事例を紹介し、これらを通じて、調査結果を広く公開するとともに、パネルディスカッション、会場質疑応答を通じて、高齢者の方々にも使いやすく、中山間地域の活性化に寄与する新たな交通施策について参加者の意識の高揚を図ることを目的とする。


■ テーマ  「中山間地域の高齢者等の交通を考える」
       −中山間地域の活性化を目指す新たな交通施策−

■ 日 時  平成12年3月22日(水)/13時30分〜16時30分

■ 場 所  星陵会館(東京永田町)

■ プログラム
   ◆スライド上映
     地域交通の先進事例を紹介。

   ◆「中山間地域の高齢者等の交通について」
     岐阜県高山市周辺地域のケーススタディから高齢者等の移動特性を紹介。

   ◆パネルディスカッション

    コーディネーター:
    パネリスト:

太田 勝敏 東京大学大学院工学系研究科教授
秋山 哲男 東京都立大学大学院助教授
溝端 光雄 (財)東京都老人総合研究所 生活環境部門室長
鈴木 文彦 日本バス友の会企画部長、交通ジャーナリスト
菅沼 武  岐阜県古川町長
   ◆来場者質疑応答

■ 主 催  国土庁

■ 開催事務局  (株)三和総合研究所 研究開発第1部


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