- 日時:平成15年8月25日(月) 14:00〜16:15
- 場所:国土交通省 4階特別会議室
- 出席者:
(委員)水町守志部会長、秋澤光委員、来生新委員、小池俊雄臨時委員
(事務局)石丸周象課長、加藤隆一技術開発推進官、湯川和浩専門官、滝下洋一専門官、冨田賢一係長
- 議事
(1)独立行政法人宇宙航空研究開発機構の発足及び同機構部会の設置について
(2)独立行政法人宇宙航空研究開発機構中期目標(案)及び中期計画(案)について
(3)その他
- 議事経過
- 事務局より独立行政法人宇宙航空研究開発機構の発足及び同機構部会の設置について説明、続いてJAXAより宇宙航空研究開発機構の業務(案)について説明が行われた。
- 事務局及びJAXAより独立行政法人宇宙航空研究開発機構中期目標(案)及び中期計画(案)について説明。主な指摘事項、意見は以下のとおり。
(中期目標について)
- 関係機関との連携が2箇所に記載されていること、安全確保とリスク管理を分ける必要があるかなど、中期目標についての構成を整理すべきである。
- リスク管理とは何か明確にすべきである。
- 「自律的な宇宙開発利用活動の展開・・・」など、自律的という言葉は自ら決める意味があり、表現として不適切であると思われる。
(中期計画について)
- 合併後に一般管理費13%削減、人員100人以上の削減となっているが、根拠が不明確である。
- 統合についての基本原則に「効率的」「最適」とあるが、経済的観点のみでなく、公共サービスの側面についても評価すべきである。
- 人材の育成について、ISASのリソースの活用方針を明確にすべきである。
- リスク管理とは何か明確にすべきである。
- 宇宙開発委員会とJAXA関わりを明記すべきである。
- 中期計画に変更や追加があった場合、計画の反映プロセスを明確にする必要がある。
- 異なる社会的意義を持っていた機関が合併し、効率的な運営を目指すことはわかるが、それぞれの機関への投資、蓄積が失われることのないよう注意が必要である。
- 外部委託については、特定の企業へ偏らないよう広く提案を募ることが必要である。
- 本日の意見を踏まえ、報告書を事務局で取りまとめ、最終取りまとめを部会長へ一任することとなった。
文責:国土交通省総合政策局技術安全課
速報のため事後修正の可能性あり
【問い合わせ先】
国土交通省総合政策局技術安全課 加藤、湯川
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