国土交通省
 国土交通省独立行政法人評価委員会第2回
 港湾空港技術研究所分科会議事要旨

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<連絡先>
港湾局建設課

(内線46561、46562)

電話:03-5253-8111(代表)

 

  1. 日時
     平成13年3月15日(木)10:30〜12:30

  2. 場所
     経済産業省別館 各省庁共用920号会議室

  3. 出席者
     別添参照

  4. 議題
    • 独立行政法人港湾空港技術研究所の中期目標(案)について
    • 独立行政法人港湾空港技術研究所の中期計画(案)について
    • 独立行政法人港湾空港技術研究所の業務方法書(案)について
    • 独立行政法人港湾空港技術研究所の役員の報酬等の支給基準(案)について

  5. 議事概要
    議事に関連しての委員からの発言概要

    • 独立行政法人港湾空港技術研究所の中期目標(案)の修正の報告について

    • 独立行政法人港湾空港技術研究所の中期計画(案)について

      • 重点研究の予算配分比率については、運営費交付金だけでなく、受託研究費や自治体からの資金を含むか。

      • 研究所の成果を上げるうえで、既にいる研究者の能力開発が最も効果的である。中期計画の随所に能力開発について記述されているが、それらの関連性が分かるように別途まとめて示してはいかがか。

      • 研究所の研究分野において世界のトップレベルを目指すということだが、個々の研究項目についてのベンチマークをどう定めるのか。

      • 論文数と英文論文比率の目標数値を挙げているが、和文論文が非常に増えたときに、英文論文の比率を維持するために困ることにならないか。

      • 中期目標には前書きが追加されているが、中期計画の中でも、いくつか示されているキーワードをまとめて、前書きとして理念を記述してはいかがか。

      • 財産の処分の計画について、空白になっているが、誤解のないように何か記述すべきではないか。

      • 剰余金の使途については、優先順位を考えているのか。

      • 中期計画の中でも、期間について明確に記述する欄を設けてはいかがか。

      • その他、以下のような発言があった。

        • 海外では、現地で使えるのはローテクということが多いので、低コストの技術の利用に関する研究も重視すべきである。

        • 研究の結果、知見を蓄積するだけでなく、研究所として研究成果の活用を図るためのシステムの構築を念頭に置いてほしい。

        • 萌芽的研究はリスクがつきまとうものであり、研究成果の活用に係る評価を行う場合には、萌芽的研究に不当な評価を行うことのないよう十分考慮していただきたい。

        • 内部評価と外部評価については、基本は内部評価であるので、その評価システムをしっかり作っておくことが重要である。

        • 研究者の評価に当たっては、あらかじめ設定しがたい評価項目が非常に重要になる場合もあるので、それを評価の際に十分考慮していくべきである。

      • 独立行政法人港湾空港技術研究所の業務方法書(案)について

        • 業務の委託に関して、「業務」と「研究業務」の使い分けの理由はあるのか。

      • 独立行政法人港湾空港技術研究所の役員の報酬等の支給基準(案)について

      • 中期計画(案)、業務方法書(案)及び役員の報酬等の支給基準(案)については、一部表現を見直すべき部分はあるものの、基本的には事務局が提示した原案で適当である旨分科会として議決された。本議決について、分科会長より委員長に報告し、委員長の了解を得て、委員会の議決とすることとされた。なお、一部表現の修正等については、事務局において対応し、内容については分科会長一任とされた。


港湾空港技術研究所分科会第2回出席委員

(敬称略・50音順)

委員   青山 佳世   フリーアナウンサー
  石原 研而   東京理科大学理工学部教授
  北村 信彦   公認会計士
  黒田 勝彦   神戸大学工学部建設学科教授
松田 美幸 麻生総研ディレクター
臨時委員 磯部 雅彦 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授
岩田 好一郎 名古屋大学大学院工学研究科教授

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