- 日時:
平成14年3月4日(月)10:30〜12:07
場所:中央合同庁舎3号館11階国土交通省特別会議室
出席者:別紙のとおり
議題
(1)独立行政法人北海道開発土木研究所中期計画の変更について(報告)
(2)独立行政法人北海道開発土木研究所の業務実績の評価について
(3)その他(独立行政法人北海道開発土木研究所に対する意見等)
議事概要
(1)2月1日(金)国土交通省独立行政法人評価委員会総会において、内容が了承された中期計画の変更について、最終的な報告を行った。
(2)「独立行政法人北海道開発土木研究所の業務実績の評価について」に関)しての委員からの主な発言は次のとおり。なお、年度業務実績報告書については概ね事務局案が了承されたが、必要な修正については、分科会長に一任された。
- 年度評価は、絶対評価を志向しているのか、それとも他の独立行政法人との比較を考慮した相対評価を志向しているのか。
- 年度業務実績報告書の作成に当たっては、独立行政法人北海道開発土木研究所が、他の機関と違った特色を持った機関であり、特色を持った目標を持っているということを明確に打ち出して欲しい。
- 特に冬の北海道については、特色を感じさせる。個々の研究についても北海道独自の課題に取り組んでいるものであり、そういったことが分かるようにしてはいかがか。
- 自主改善努力については、中期目標等にかかげる項目以外の業務に関して自主的に行った改善努力をプラスαとして評価するものと解釈されるが、この評価は総合的評定にどのようなかたちで反映されるのか。
- 農林水産省との共管部分については、どのように評価するのか。
- 総合的な評定に至るまでの途中経過、プロセスの方がむしろ大切である。
どのような指標なら国民に対して説明できるかを考えた様々な指標が必要ではないか。
- 独立行政法人北海道開発土木研究所の自己評価委員会と北海道開発土木研究所分科会における評価実施の時期については、うまく連携できるのか。
- 評価委員会は、独立行政法人の財務諸表についても意見具申することになっているが、年度業務実績評価と切り離して行うことはできないと考える。
- 評価については、より良いものを志向し、来年度以降変わる余地があるということを確認させて欲しい。
- 年度業務実績報告書は、単に「何かをした」ということだけではなく、何かをして「どのような結果」になったかまで記載して欲しい。
- 研究は、実用段階まで視野に入れて具体的なプロセスを明記する必要がある。
(3)その他(独立行政法人北海道開発土木研究所に対する意見等)に関する主な発言
- ポストドクターなど優秀な人材を採用するなどして、研究所の能力を高めて欲しい。
- 今後の研究は個人から組織的取組に変わっていくと思われることから、研究の戦略性が重要となる
別紙
北海道開発土木研究所分科会委員出席者名簿
(敬称略・50音順)
分科会長 |
五十嵐 日出夫 |
北海学園大学工学部教授 |
委員 |
会田 一雄 |
慶應義塾大学総合政策学部教授 |
委員 |
佐伯 浩 |
北海道大学大学院工学研究科長 |
委員 |
田村 喜子 |
作家 |
臨時委員 |
長澤 徹明 |
北海道大学大学院農学研究科教授 |
臨時委員 |
山田 正 |
中央大学理工学部教授 |
All Rights Reserved, Copyright (C) 2001, Ministry of Land, Infrastructure and
Transport