国土交通省
 国土審議会第1回離島振興対策分科会概要
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<問い合わせ先>
都市・地域整備局離島振興課

(内線33112、33133)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1.  平成14年3月7日15時00分より、国土交通省(中央官庁合同庁舎3号館)特別会議室において、国土審議会第一回離島振興対策分科会が開催された(委員名簿別添)。
     本日の議題は以下のとおり。
     (1)国土審議会離島振興対策分科会運営規則について
     (2)離島振興の成果と現状及び今後の離島振興のあり方
     (3)山口県角島の指定解除について

  2.  審議に先立ち、中山正暉委員が分科会長に選出され、中山分科会長より地井昭夫委員が分科会長代理に指名された。佐藤国土交通副大臣の挨拶の後、
     議題(1)については、分科会運営規則(案)について事務局より説明し、原案の通り了承された。
     議題(2)については、離島振興の成果と現状等について事務局より説明し、これをめぐって審議が行われた。
     議題(3)については、事務局からの説明と現地調査を行った委員からの報告が行われ、これについて審議が行われた。

  3.  議事概要
     1各委員からの主な意見は下記の通り。
    •  社会資本整備は進んでいるが、依然本土に比べ立ち後れており、また人口流出や産業の低迷など状況は厳しい。また、排他的経済水域の確保や「癒し」の空間としてなど、離島の持つ国家的役割が増してきており、離島は国民共有の財産といえる。そのため、引き続き離島振興施策が必要。
    •  自立に向けた活動への支援や人材育成などソフト施策への支援が必要である。
    •  離島交通に関する広域的、総合的なプランニングが必要である。
    •  離島での廃棄物処理を進めるに当たって、リサイクル費用の増大や不法投棄等について、きちんと調べた上で対応を検討する必要があるのではないか。
    •  架橋に伴う指定解除の2、3年前から対象地域に対し、解除後の地域振興についてコンサルテーションをする必要があるのではないか。

     2各委員の意見を踏まえ、分科会として関係行政機関の長に「今後の離島振興のあり方について」意見を申し出ることとなった。
     また、山口県角島の指定解除について本年4月1日付で解除することが適当である旨、国土交通大臣、総務大臣、農林水産大臣に意見を申し出ることとなった。


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