臨時大深度地下利用調査会法制部会(第1回)
議事概要
日時:平成8年9月20日(金)14:00〜
場所:通産省別館901会議室
開会
調査会長及び部会長挨拶
委員紹介、部会長代理の指名
・藤田部会長から、部会長代理に鎌田委員(早稲田大学教授)の指名がなされた。
国土事務次官挨拶
事務局より、次の事項についての説明がなされた。
・臨時大深度地下利用調査会設置法とその趣旨
・臨時大深度地下利用調査会及び技術・安全・環境部会の審議状況等
・法制部会の設置及び議事に関する規則
・大深度地下利用構想及び大深度地下利用に関する法制分野の検討事項
・社会資本整備の現状について
・日本及び海外の地下利用の現状
・今後の審議スケジュール
次のような意見が出された
・民有地の大深度地下の利用を円滑化するために、なぜ大深度地下利用のための特別の制度を新たに作る必要性があるのかという問題について検討する必要がある。
・将来に向けて効率的に社会資本を整備することは重要だが、適正かつ計画的な利用を確保しつつ、環境問題等にも配慮する必要がある。
・大深度地下利用制度の新設に当たっては、広く国民の関心を呼び寄せ、国民の理解を得るよう努力するべきである。
・地下数十メートルであれば、利用する利益があるから、土地所有権は及んでいるが、及び方は深いほど小さいと考えられる。
・手続面では、深いから又は公共的事業だから利害得失を比較考量して簡便に組み立てるという考え方もあり得る。
その他
次回は、10月15日10時から開催することとなった。
閉会
問合せ先:国土庁大都市圏整備局計画課大深度地下利用企画室
(室長)真鍋、(課長補佐)岩月
(電話)03-3593-6484 (FAX)03-3501-6534