臨時大深度地下利用調査会(第8回)
議事要旨



日時:平成9年9月11日(木)10:00〜12:00
場所:通商産業省別館933号会議室

  1. 開会

  2. 調査会の運営について
     議事の公開について、従来の取扱いを次のように改めることが了承された。
    ・議事録を発言者の名を伏せて公開することとする。(会議は非公開)
    ・会議の円滑な運営を図る必要がある場合には、会議の了承を得た上で、議事要旨のみを公開するものとする。

  3. 大深度地下利用に関する広報等について
     臨時大深度地下利用調査会中間取りまとめの発表以降に行われた、説明会、有識者座談会、アンケート調査等の広報、公聴活動について説明がなされた。
     また、有識者座談会で寄せられた意見の概要が説明された。

    <有識者から寄せられた意見に対する調査会での主な意見>
    ・現在、各事業を行うに当たり環境問題は重要な項目であり、最終答申までに更に検討をお願いしたい。
    ・アセスの扱いについてはいろいろな考えがありうるので、今後更に検討していくべき。

    <アンケート調査結果についての主な意見>
    ・一般には井戸を掘れなくなることについて支障はないと考えていたが、支障があると答えた者が思っていたほど少なくなかったことに留意すべきである。
    ・大深度地下施設を使うことについて抵抗感があると答えた者が比較的多かったことに鑑みると、広報、PRがもっと必要だろう。
    ・この手のアンケートは対象者が個人として答える場合と、企業人として答える場合とで、回答が異なるかもしれないので、機会があれば調査をすることも有効ではないか。

  4. 今後の調査審議事項について
     技術・安全・環境分野と法制分野それぞれについて、今後の調査審議事項(案)について説明があり、了承された。

    <主な意見>
    ・大深度地下の適正かつ計画的な利用のあり方については、法制部会と技術・安全・環境部会とで意志疎通を図りながら進める必要がある。

  5. 今後の審議スケジュールについて
     事務局より今後の審議スケジュールについて、説明がなされ、了承された。

  6. 閉会


問い合わせ先 国土庁大都市圏整備局計画課大深度地下利用企画室
     (室長)真鍋、(課長補佐)岩月
      (電話)03-5510-8046  (fax)03-3501-6534