「当面の緊急課題への対応」の紹介
このページでは、平成11年8月13日(金)に公表しました
「当面の緊急課題への対応」
について紹介します。
「当面の緊急課題への対応」の概要については本ページの以下をご覧いただき、「当面の緊急課題への対応」の本文については、
こちら
をクリックしてご覧下さい。
当面の緊急課題への対応(概要)
1 はじめに〜国土交通省に向けた政策展開と当面の緊急課題への対応
少子・高齢化、環境問題の深刻化等の転換期にあって、建設行政も需要に合わせて足らざる住宅・社会資本を整備するという
「国土建設」から、
住宅・社会資本ストックの有効活用や自然環境の保全等を含めた総合的な
「国土マネジメント(整備・利用・保全)」に転換
し、
美しく安全な国土、安心でゆとりある快適なくらし、魅力と活力ある都市・地域づくり
を目指すという基本的考え方のもと諸施策を推進。
現下の特に
緊急の課題
は、我が国
経済を新生
し、自立的な成長軌道に乗せることであり、また近年の水害・土砂災害の頻発状況に対し、
新たな災害対策
の必要性。
社会経済情勢の変化に対応したこれからの国土マネジメントの展開については、
国土交通省における国民にとってより良い行政サービスの提供を目指して、北海道開発庁、国土庁、運輸省とも連携した政策展開の検討に今後早急に取り組んでいく
が、現下の我が国の経済情勢と頻発する災害状況にかんがみ、以下の
2、3、4
の
3つの緊急課題に対応する主要な施策をとりまとめる。
2
経済新生を支える都市の再構築と地域の活性化
社会経済情勢の変化や産業構造転換を踏まえた新たな都市機能の形成、再構築
(1)低未利用地等の有効利用の促進による都市の再構築と土地の流動化
(2)社会経済情勢の変化を踏まえた都市計画制度の構築
交通の円滑化・効率化、定時性の確保、コスト削減
(1)ボトルネック踏切等解消
(2)交通結節点機能強化
(3)三大都市圏の環状道路等の整備
地域の経済拠点の形成〜地域活性化ICを核とした経済拠点形成の支援
3
産業再生、新産業・新市場創出及び市場構造改革
建設産業の構造改革〜建設産業再生プログラムの推進
新産業・新市場の創出
(1)スマートウエイの展開
(2)GISの基盤情報の緊急整備
(3)総合的建設副産物リサイクルの推進
・建築解体廃棄物リサイクルの推進
・官庁施設のストックマネジメント技術の確立
住宅市場の構造改革
・中古・リフォーム・賃貸住宅市場の整備
・マンション管理適正化
4
総合的緊急災害対策の展開
総合的な水害・土砂災害対策の推進
震災対策の充実
5 結び〜国土マネジメントを支える技術開発と政策推進手法
国土マネジメントの推進を支える技術開発の推進
コミュニケーション型行政、アカウンタビリティの向上の推進と、基本的使命(ミッション)を基本とした政策評価体系の確立に向けた取組みの推進。
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