マルチメディア社会等新たな経済・社会構造の創出

(1)情報通信基盤整備の推進

 高度な情報通信インフラの早急な整備を図るため、「情報通信インフラ30万km構想」の推進に向け情報BOX・電線共同溝等の公共収容空間や公共施設管理用光ファイバー整備を推進します。

(2)ITS(高度道路交通システム)の研究開発・実用化の推進

 
 高度情報通信社会の実現に向け、渋滞・交通事故等の道路交通問題解決の切り札であるITS(高度道路交通システム)の研究開発・実用化を推進します。
 ○自動運転道路システム(AHS)
 2001年を目標に安全走行支援技術の実用化と自動走行技術の確立を図るため、民間と連携しつつ、多様な環境下での機器の性能開発や衝突防止機能の検証実験等に着手します。
 ○VICS(道路交通情報通信システム)
 東京圏、大阪地区、東名・名神高速道路等に引き続き、平成9年春からは全国の高速道路と名古屋地区でサービスを開始します。
 ○ノンストップ自動料金収受システム(ETC)
 平成10年度の実用化着手を目標に試験運用を拡充して実施します。

(3)次世代都市整備事業の推進

   環境、エネルギー、防災、高度情報化等の様々な先導的技術を統合化した新たな都市システムを構築し、次世代のため    の都市整備を推進する「次世代都市整備事業」を創設します

     目次へ戻る