岩手県 盛岡市市章


3.材木町コミュニティ道路


写真1
 盛岡市材木町は、藩政時代から北上川の舟運を利用し、林業県岩手の礎を築いてきた地域である。
 「材木町コミュニティ道路」は、こうした地域の歴史的背景を生し、商店街の活性化を図るべく整備に取り組んだ事業である。
 整備にあたっては、ふるさと盛岡を創出するために多くの木工品を路上施設に取り入れたほか、盛岡ゆかりの宮沢賢治をテーマに制作したストリートファニチャーやモニュメントを歩道内六ヶ所に設置している。
 また、地域商店街と盛岡市が調整を図りながら建築設計審査制度により、老舗を演出した店舗改装や自主的なセットバックなどを行い、官民一体となって地元に残る歴史と文化を演出している。 
写真2
DATA・BOARD 3 

@岩手県盛岡市材木町 
A延長:430m、幅員:14m 
B街路灯、車止め、ストリートファニチャー、植栽枡ほか 
C御影石、ヒノキ材ほか 
D材木町よ市、チャグチャグ馬ッコ、酒買地蔵尊の祭り 


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