宮城県 牡鹿町町章


4.浜辺のホエールロード


写真1
 鮎川港は、捕鯨基地として明治の末期から鯨産業とともに栄えてきたところである。その後、商業捕鯨は昭和六十二年を最後に一部の鯨種を残して禁漁となったが、こうした歴史的背景を生かしながら牡鹿町では鯨文化を取り入れたまちづくりを進めている。
 この「浜辺のホエールロード」は、鯨の町の新しいシンボルとして鮎川地区の中心部から町営の鯨資料館ホエールランドまでの街並みと周辺環境の整備を行ったものである。
 道路には、地域住民や観光客が思わず車を降りて歩きたくなるようにと歩道部をカラー舗装にして路面にさまざまな鯨をタイルで描いたり、鯨の親水広場や鯨のレリーフを設置したほか、街路樹の植栽、ポケットパークの整備などを行った。 
写真2
DATA・BOARD 4 

@宮城県牡鹿郡牡鹿町字鮎川浜町39地先〜大字鮎川浜南49 
A延長:352m、面積:3,219u 
B親水公園、モニュメント、池、ポケットパーク、街路灯ほか 
C密粒舗装、ピンコロ舗装、透水コンクリート平板、クラフトハウス、植栽ほか 


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